熱帯魚の繁殖にチャレンジ!ディスカスの卵を上手にかえす方法
- 公開日:2015年4月27日
カテゴリー:熱帯魚

このページの最終更新日は2016年12月9日です。情報が古い場合がありますのでご注意ください。
質問(Question)
熱帯魚のディスカスのペアーを60ワイド水槽、濾過はスポンジフィルターを使用し飼育しています。
他に生体は何も入っておりません。
他のペアーではこの設備ですぐに成功したのですが今飼育しているペアーはもう10回以
上は産卵していますが毎回稚魚が自由遊泳を始める直前に稚魚が白い綿のように腐ってしまいます。
温度を変えたり、ネットをかけたり色々試したのですが結果はいつもだいたい同じです。
何がいけないのでしょうか?
回答(Answer)
ディスカスやエンゼルなどシクリッドの繁殖は「親の世話」が重要になります。
卵を産むと、通常はダメになった卵を食べて淘汰したり、胸鰭や口で新鮮な水を卵に送ったりして世話するのですが、そこがうまくいっていないようです。
魚に「世話しろ」と言っても無理な話なので、水槽を人通りや環境変化の少ない場所に移して落ち着かせてやることが大事なのかもしれません。
基本はスポンジフィルターなどでなるべく自然な水流で卵が流れないように管理するのでやり方としてはOKだと思いますが、どうしても卵が腐ってしまう(カビが生えてしまう)のであれば、上部フィルターなどで水流を作ってやるのも一つの手かもしれません。
ネットを使って親が世話できないようにするのであれば、卵をじっくり観察して、腐敗しそうなものは早めにピペットなどで取り除くことも必要かと思います。

作者: 金魚・熱帯魚・海水魚を飼育しよう!(管理人)
10年余り観賞魚業界にいた経験に基づく有用な情報を配信しています。
また、このサイトでも使っているWordPressテーマ【HABONE】の開発と配布などを行っています。
年齢:50代 趣味/園芸・ペット・卓球