獣医さんから教わった、より確実な「除菌」「脱ウイルス」の方法

獣医さんから教わった、より確実な「除菌」「脱ウイルス」の方法

このページの最終更新日は2016年12月9日です。情報が古い場合がありますのでご注意ください。

昔動物の管理をしていた頃に獣医さんとのやり取りの中で教わった「除菌」と「脱ウイルス」について完全に忘れてしまう前に残しておこうと思います。

基本的にはウイルスと最近は全く別物なので、双方をなくすには煮沸しか方法がないそうです。が、煮沸処理も表面温度が上がった状態でしばらく続けないと効果がないそうなので、目安としては消毒するものを入れて完全沸騰した状態で15分程度必要だそうです。が、本当に消毒すべきものは大きなものが多いので、それらをこの条件で消毒するのは多分不可能だから(巨大な鍋がない)、

どれかの方法を使って

なくす努力をする=感染したり繁殖したりするリスクを減らす

のが大事だとおっしゃってました。

では、細菌、ウイルスそれぞれの消毒方法を思い出せる限り紹介していきます。

細菌の消毒方法

細菌の特徴

 細菌はある程度の期間自分で生活ができるように栄養を蓄える機能を持ったものが多く、繁殖自体も子供の細菌を産み出して増えていくので、無菌状態にするというのは非常に難しいです。

また、細菌を食べる細菌の効果によって均衡が保たれている環境で、一方の細菌だけを滅菌してしまうと、他方の細菌が多く繁殖してしまい、思わぬ事態を招くこともあります。これは人間の体の中と似てますよね?お腹が痛くなったりするのは細菌の作用というよりは、細菌を殺そうとする細菌との戦いによるものです。

滅菌の方法

特徴にもあるようにしばらくの間何もない環境でも生きていける特性があるので、とにかく清潔にすることが一番です。滅菌できる薬剤の代表としてアルコールなどがありますが、汚れた場所に散布しても汚れの中まで浸透せず、効果を発揮させることができないので、とにかく滅菌前には汚れなくきれいにが大前提です。

細菌の中には空気を好む「好気性細菌」と空気のない環境で生息する「嫌気性細菌」が存在してバランスを保っています。水槽で飼育している水が透明に保てるのはこの2つの細菌のバランスがいい状態の印だと言えます。一般的に悪行を行う細菌として扱われるのは「好気性細菌」が多いので、この細菌を例に挙げます。

細菌を殺すには窒息させることが一番だと言われています。窒息させるために有効な薬剤の代表は漂白剤の成分である次亜塩素酸ナトリウムです。市販されている漂白剤を原液使用して漬け込めば数分で菌は死滅するようです。濃度の濃い次亜塩素酸ナトリウムも薬局で販売されていますが、滅菌後、成分を抜くのが大変なので市販のもので充分でしょう。

ただし、先ほど書いたとおり、汚れの残っているものに処理をしても効果が薄れてしまいますので、まずは清潔にしてから処理するようにしてください。

ウイルスの消毒方法

ウイルスの特徴

ウイルスは必ず何かから栄養をもらわないと生きていけません。そして増えるときは自身が分裂して増えていきますので、非常に繁殖力(増殖力)が高いのが特徴です。人に入るインフルエンザウイルスは24時間で数億にもなると言われています。

消毒の方法

何かから栄養をもらわないとというのが消毒のキモとなります。単純な方法ですが、栄養のない状態にして乾燥させるというのが簡単にできる方法では一番効果的です。動物病院やふつうの病院などではウイルスそのものを破壊する(北斗神拳?のような)薬剤もありますが、人間に対しても有害なものが含まれていることが多いので、一般の人では手に入らないと思います。

ウイルス・細菌を両方やっつける方法

前述したとおり、双方で死滅させる方法が違いますので、それぞれを組み合わせた方法となります。

手順としては・・・

1.とにかくきれいに洗浄する

2.次亜塩素酸ナトリウムに漬け置きする

3.清水ですすいだ後で充分に乾燥させる

というのが一番だと思います。もちろん次亜塩素酸ナトリウムで細菌が完全に除去できるか、その後の清水の中に細菌やウイルスはないのかなど言い出したらキリがないですが、

どれかの方法を使って

なくす努力をする=感染したり繁殖したりするリスクを減らす

ことが目標ですので、なるべく有害な細菌やウイルスをなくすという発想で日々の管理をしていったらいいと思います。

作者:

10年余り観賞魚業界にいた経験に基づく有用な情報を配信しています。
また、このサイトでも使っているWordPressテーマ【HABONE】の開発と配布などを行っています。

年齢:40代 趣味/園芸・ペット・卓球