病気治療後の金魚水槽を元の環境に戻す方法
- 公開日:2015年4月26日
カテゴリー:金魚

このページの最終更新日は2016年12月8日です。情報が古い場合がありますのでご注意ください。
質問(Question)
飼っている金魚二匹が病気にかかってしまったので本水槽にて、グリーンFゴールド顆粒で治療中です。
幸い回復してきてくれており、明日から徐々に新水を足して薬の濃度を減らしていこうと考えています。
そこで質問です。
- 薬浴前にバクテリアのための輪っかを上部のフィルターから取り出しており、薬浴前の水に入れて一緒に保管しています。
- ただいま薬は規定量入れています。バクテリアの輪っかは薬の濃度を半分くらいにした段階で入れても問題ないでしょうか?
保管ケースは普通のバケツで、フィルターは入っていません。
この場合バクテリアは生きていますか?明日で薬浴から5日経ちます。
できるだけ早く本水槽のバクテリアを増やしてあげたいのですが…
回答(Answer)
微生物の話なので、輪っか(リングろ過材のことでしょうか?)の好機性細菌が元気かどうかは微妙なところです。
グリーンFゴールドを使ったということは細菌症だったと思われるので、ろ過細菌よりもろ過材などにはびこった細菌を殺すという意味でも、ろ過材は一度乾燥させ、煮沸するか熱湯に浸けるかしてから使った方が無難かもしれません。
薬品の効果は炭の類を使えば色が残っていても無効化されます。同時に毒素吸着する効果もあるので、
- ろ過材を消毒&洗浄する
- ろ過材を戻す
- 水槽でも濾過槽でもいいので炭(ヤシガラ活性炭、竹炭など)を入れる
という順でOKだと思います。
薬の効果で少なからずランチュウの粘膜がセンシティブ?になっているので、水替えで水質を替えてしまうのはあまりお勧めしません。
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作者: 金魚・熱帯魚・海水魚を飼育しよう!(管理人)
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