外掛け式フィルターをろ過材交換などの工夫でパワーアップさせる方法
- 公開日:2015年4月27日
カテゴリー:飼育器具
このページの最終更新日は2016年12月9日です。情報が古い場合がありますのでご注意ください。
質問(Question)
現在、小型水槽でエンゼルフィッシュ(小型)、プレコ(小型)、ヤマトヌマエビ2匹をかっています。
そしてフィルターはコトブキの外掛けフィルター(型は忘れましたが、小さいもの)です。
このフィルターについての質問ですが、普通に活性炭マットを使用するのと、活性炭マットを使用せずに、
真ん中に穴の空いたような、微生物の住みかを作るろ過ブロックを敷き詰めて使用するのとでは、どちらがろ過フィルターとしての役割を果たしてくれますか?
回答(Answer)
活性炭は汚れや毒素、においなどを吸着する「使い捨て」色が強いろ過材です。もちろん無数に空いた穴にろ過細菌が繁殖するので、長く使っていても吸着の後に水質を安定させる効果もあります。
この「吸着」の役割を省いて他のろ過材で「水質の安定」を図るなら、活性炭を抜いて他のろ過材を入れるのはいい手だと思います。
水を安定させるろ過細菌は水の通りがある程度確保できる環境で活発に繁殖し、逆に淀んだ環境では腐敗細菌が繁殖しやすいと思われますので、外掛け式フィルターの空いたスペースにろ過材を入れるのはあまりお勧めしませんよ。
バッグを分解して、細かいネット(綿)の間に入っている活性炭を抜いて、リングではなくペレット状のろ過材を入れればある程度の量が入りますのでろ過の強化にはなると思います。
水が黄ばんでこない、白濁してしまわない、魚の体表や目に異常がないなど様子を見てちゃんと管理してあげれば、必要以上にろ過を強力にする必要もないと思います。
作者: 金魚・熱帯魚・海水魚を飼育しよう!(管理人)
10年余り観賞魚業界にいた経験に基づく有用な情報を配信しています。
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年齢:50代 趣味/園芸・ペット・卓球