投げ込み式フィルターの機能とろ過材交換の必要性について

投げ込み式フィルターの機能とろ過材交換の必要性について

このページの最終更新日は2016年12月9日です。情報が古い場合がありますのでご注意ください。

質問(Question)

投げ込み式フィルター(ロカボーイ)のろ過材の交換の仕方について教えて下さい。
1年ほど前から琉金2匹を30㎝水槽で飼育しています。
ロカボーイのろ過材を定期的に飼育水で軽く洗浄していましたが、そろそろ交換し
ようかと思ってます。
そこで交換の仕方を教えて下さい。
現在水槽が安定しているので、失敗して金魚ちゃんが元気がなくなったりしたら可哀想なので。。。
宜しくお願いします。

回答(Answer)

ロカボーイや水作のようにエアーポンプを使って空気を送りながら水をろ過するタイプのフィルターに使われているほとんどの純正ろ過材には活性炭が入っているいます。

活性炭は毒素(主にアンモニア)を吸着し、無毒化したり脱臭したりする効果があります。

交換後の水質へのダメージは特に心配することはないと思いますよ。

基本ロカボーイなどのろ過材は洗って再使用するのではなく交換することを前提に作られていますから、比較的細かいろ過材(ウール)が使われています。

洗ってもこの目詰まりは完全に解消されないことと、活性炭が毒素を吸着するのは1~2週間程度なので、交換したほうが水質は向上すると思われます。

1つ注意したいのは効果のなくなった活性炭やウールにもろ過細菌が繁殖しているということ。これが減ることでバランスが崩れますから、

  1. ろ過材を交換するときは水や砂利の掃除はしない
  2. 交換して丸1日位はエサやりをしない
  3. 活性炭の効果が切れる1週間程度経過後に水を半分程度替える

位のことをすれば大丈夫だと思います

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作者:

10年余り観賞魚業界にいた経験に基づく有用な情報を配信しています。
また、このサイトでも使っているWordPressテーマ【HABONE】の開発と配布などを行っています。

年齢:50代 趣味/園芸・ペット・卓球