白点病治療に適した魚病薬の選び方

このページの最終更新日は2016年12月7日です。情報が古い場合がありますのでご注意ください。
質問(Question)
熱帯魚用の薬について、どちらの薬が良いのか質問です。
白点病に効果がある薬として
マラカイトグリーン系の薬とメチレンブルー系の薬がありますがどちらがオススメですか?
皆さんはどちらを使っているのでしょうか?
回答(Answer)
薬品成分と特性が違うので何とも言えませんが・・・
メチレンブルーは治療というよりも予防的に使う場合が多いです。個人的な印象としては治療に使って効果が出たことはあまりないですね。特に色素が強いので器具や水槽のシリコンなどに色が付くので使用しません。また、光に反応して分解してしまうので、薬効を活かすには暗い場所での保管と使用をしなければなりません。似たものでグリーンFなどもメチレンブルーを含んでいますが、どちらかというと塩化ナトリウム(要するに塩)が主成分です。
マラカイトグリーン系の薬も塩を含んでいますが、塩分量が少ないので水草の入っている水槽でも使えるのが特徴です。
が、淡水魚の白点病であれば私は薬品は使いません。温度のコントロールと塩で充分効果があるし、薬を使ったときよりも治りが早いですから。薬が入ってますよ~というのが分った方が良ければ市販薬を使うのも手だとは思います。

作者: 金魚・熱帯魚・海水魚を飼育しよう!(管理人)
10年余り観賞魚業界にいた経験に基づく有用な情報を配信しています。
また、このサイトでも使っているWordPressテーマ【HABONE】の開発と配布などを行っています。
年齢:50代 趣味/園芸・ペット・卓球