いろいろと面白いものを売っていた「ハンズ(旧東急ハンズ)」や「ヴィレッジヴァンガード」。
少なくとも私自身ここ数年(ひょっとすると十数年..)両店とも行ってはいないが、前者は「こんな便利なものがあるの?」を発見できる店だったし、後者は通常の本屋には置いてない本、通常の雑貨店にはないグッズなどを販売する店だった。
名古屋にはもう一つ「Loft」というハンズに似た大型雑貨?店が栄のナディアパークにあったがこれも数年前に閉店。
私と同様に行っていない人が多くなっての撤退や退店なのだろう。
原因は「飽和してもはや変わったものや便利なものが分からなくなった、いわゆる物があふれた社会になった」こと、「インターネットの発達によって通販が台頭し、実店舗で探して買うという行動が少なくなったこと」、それに伴って「実店舗でいつ売れるか分からない商品を置かず、浅く広い品ぞろえの店が増えた(乱暴な言い方すれば浅い品ぞろえの店しかなくなってしまった)」ことだろう。
また、個店を集めて1つの建物を商店街化した「ショッピングモール」の出現も大きかったのではないかと思う。
かくいう私も「ハンズ」や「ヴィレバン」、「Loft」などに行かなくなったのはショッピングモールの出現によっていろいろなジャンルの専門店へわざわざその店に行くためだけに移動する必要がなくなったことが大きいと思う。
これも時代の流れなのか..。
ただ、そうして客層を奪ったショッピングモールも、だんだんと「ここに行けばきっと求めているものがあるだろう」とか「ここに行けば新しい発見がある」という感じは薄れたように思う。むしろ「どうせ行っても目的のものはないだろうな」で行ってみたらやっぱりね..というケースの方が圧倒的に多いから、これからますます人々の足は遠のくだろうし、客足が遠のけばさらにリスクを回避した面白みのない店になるという負のスパイラルが止まらないだろう。
楽しみのない世の中になったもんだ。

