「アベノミクス」という不思議な経済用語?から派生した、今回のコロナウイルス対策として配布したマスクを「アベノマスク」、それをリメイクしたものを「ベツノマスク」・・SNSの流行と発達によって今やどんどん何かに独特の単語を付けるというのがスタンダードになりつつありますね。
でも、最近ではSNS上だけでなく、ワイドショーやニュースなどテレビでもそれらを使う機会が増えてきたように思います。そして直近で私が気になったのは「かごパク」という単語です。
いろいろなメディアで取り上げられていますからご存じかとは思いますが、「かごパク」とは、スーパーなどで買い物をした際、マイバッグがなく、有料の袋を買うのもイヤ!ということで、精算済み商品の入ったレジ籠をそのまま車などに積んで持ち帰ってしまう行為。
「レジ袋なんか持ってねーーーーし」
「かごパクしちゃえばいいんじゃね?」
「おーいーねー」
・・・そんなお気軽なものでは決してなく、この行為はれっきとした窃盗という犯罪。決してニックネーム?つけて論じるものではないと思います。きちんと
レジかごの窃盗事案
と報道すべきでしょう。
恐らくきっとこういう単語はメディアの方が発想したのではなく、SNSなどで掲載されていたものを「面白い」として取り上げるのでしょうし、明らかに罪の意識が薄れるような表現だと感じるので、メディア関連の方、適切な言葉遣いと対応をお願いしたいです。
話は変わって先日行った運転免許の更新。私は優良ドライバー(つまりゴールド)なので、警察署での更新ができたのですが、コロナの影響なのか?時間は午後のみ、しかも受付は4時間だけという状態だったので、それはそれは「蜜」な環境でした。
手続きにももちろん時間はかかりましたが、私がイラっとしたのは30分の講習。そこの警察署ではとても1教室ではさばききれないということで、なんとマイクロバスでも講習を行うという不思議なスタイル、私はバスの回になりました。
もらった紙には「〇時〇分に玄関前に集合してください」「集合時間に遅れた方は受講できません」とともに「その場合運転することはできません」という文章。そして集合時間5分前位には同じバス講習を受ける人達が当然ながら全員集合。でも・・・時間はとっくに過ぎてるのに一向に係員(警察官?)が来ない・・・待つこと15分、やっと現れたと思ったら涼しい顔で「名前を確認します」で点呼開始!?
え?時間に遅れたことに対しては何もないの?一言位「お待たせしました」なんて言葉ないの??免許は警察が貸し出してやってんだから、警察の都合で待つのは当然??なんだか結構ムッとしました(周りの人たちも結構キレてましたね)。まあ無事に更新が終わったのでまあどうでもいいんですけど、立場が違ってもそこは人の子なんだから・・と思いません??
そんな風だから不祥事があっても「ごめんなさい」って言えないんだろうなぁと心から思ってしまいました。人間としてどう?って態度取られても何かすれば公務執行妨害なんて言われちゃうんだから、一般市民は弱い立場なんだなぁと痛感しました。
ただ日本人はやっぱりすごいなあと思ったことが1つ。それは更新に来た人達が100%マスク着用してたこと。自分が移す側にも移される側にもならないようにみんなちゃんと考えてるんですね。中には「俺(私)は若いから罹っても知れてるし、暑いから・・」ってしない人もいるんじゃないかと思いましたがあっぱれ!!でした。