BSテレ東さんに感謝!!おかげさまで映画【男はつらいよ】にハマってる今日この頃。毎週土曜日が待ち遠しくなってます(笑)。
といっても36話位で「ちょっと見てみようかな?」と何気に観たのがきっかけで、それまではとらさんの名前位は知ってても全く興味はありませんでした。
だがしかし・・・私もそれなりな年齢になったのか?はさておき、毎回同じパターンで展開する映画で、ちょっと寂しく、ちょっとおかしく、ちょっと現実離れした話だけど、毎回見終わるとなんだか「ほっと」する?心がHOTする(笑)?映画だと知りました。
さらに今でも活躍している俳優さん、女優さんがたくさん出演されているのでその人たちの演技を見るのもすごく楽しみで、特に笹野高史さんの役どころが毎回変わって今度はどこに登場するのかな?というのも私にとっては見所になっています。
今まで見た中で一番面白かったのは「ウィーン」を「湯布院だろ、知ってるよ、うん、湯布院」って勘違いする寅さんのセリフ。久しぶりに大笑いしました。
さて、途中から見出した中で私の最大の疑問は何でずっと「とらや」だったのに40話で突然「くるま菓子舗」になったのか??急にのれんが変わってすごく違和感がありました。ひょっとして何かエピソードを見過ごした??と思ったのですが、どうやらそうではなかったようです。
これについてはすごく詳しく、関係者さん?とも思える位詳細に書かれているブログを見つけました。
その他いろいろな情報によると、撮影モデルとなったのはまた別のお店で、髙木屋さんという老舗のお菓子屋さんをスタッフなどの休憩などにも使わせていただいていたそうで、【男はつらいよ】の中では「とらや」(多分とらさんが継ぐであろう店ということだと思われます・・・)という名前でずっとやっていたそうなんですが、ある時同じ柴又に「とらや」という名前のお菓子屋さんができたんだそうです(情報を総合すると、多分ごにょごにょした事情があると思われます)。
そこで、そのまま「とらや」という名前を使うのはどう?という配慮から名前を「くるま菓子舗」にしたんだそうです。
てっきりせっかく名前を寅次郎から取って「とらや」にしたのに一向に継ぐ気配なし、そのうち妹のさくらさんが継ぐ可能性が濃厚になってきたから苗字の「車」から「くるま菓子舗」にしたんじゃ?と考えていましたが、これもちょっと違うみたいです。
髙木屋さんについてはWikiの高木屋老舗で詳しく掲載されています。
また、確認を持てる話ではありませんが、「くるま菓子舗」へ変わってから、寅さんが誰かに自分の実家の説明をするとき「何かあったら葛飾柴又のとらやって団子屋へ行きな」と言ってた部分がなくなったように思います。これも店名変更の影響なのか?はたまた気のせいなのか??
それからこれも今回の情報とは関係ない話となりますが、御前様(笠智衆さん)が癌になり療養が必要となったため、40作から最後の出演となる45作までは笠智衆さんの御自宅で座ったシーンのみの撮影となったそうです。その他「おとこはつらいよ」第40作についてはWikipediaに詳しく掲載されていますので、ご覧いただければと思います。
映画【男はつらいよ】は全48作で、42作目の「ぼくの伯父さん(1989年)」頃から主演「渥美清」さんの癌が発覚して体調が悪くなったことから寅さんの出る機会が減ってきてるのも感じるし、だんだんと生い立ちとかの昔話が増えてきたし、体調が悪い中撮影した映画だということが分かっているから感じるのかもしれないけど、なんだかさくらさん他家族の人たちの態度からも「寅さんがそのうち・・・」という感じが伝わってくる気がして、もちろん笑い要素、ほっとする要素はそのままあるんだけどなんだか寂しい感じの方が大きくなってきました。
今年50周年記念の新作映画がやるそうですけど、できれば劇場で見たいなぁと思ってます。
さらに「寅んく」っていうDVD BOXなどが入ったトランクも記念に発売されるようですが
松竹映画『男はつらいよ』50周年記念 | 2020年12月23日(水)全50作ブルーレイ&DVDボックス発売
に、に、209,000円!?
欲しいけどあまりにも高すぎて全く手が出ないです・・・・残念。
トランクだけでも売ってないかなぁ・・・。