検索エンジン経由のアクセス数を増やす投稿の書き方いろいろ
公開日:/最終更新日: 2020(令和2)年9月15日
最近殊にWordPressの独自テーマ作りに没頭してたので、本当に久々の投稿になります。って言っても今回は「どうやって安定的にアクセスアップを図るか?」なんていう途方もないテーマというか、眉唾物の情報というか、都市伝説的な内容になりますのでご容赦を。
さて、この日記ブログも始めてから4年半が経過しました。毎日のアクセス数はというと・・・・・・・・・・・というのが実情です。まあ以前から見てくださってる方が少々と、投稿を公開した時にブログ村などから来る人が少々。
寂しいもんです。やる気もなくなります。でも継続は力なりで続けていきますよ!
このサイトには、下層に昔作った「金魚・熱帯魚・海水魚を飼育しよう!」というサイトがあります。昔取った杵柄?の知識を忘れないようにと作ったもので、もうもうもうもう長い間放置状態なのですが、悲しいことにこのブログよりもアクセス数があります(泣)。
また、今ご覧になっているブログ以外にメインのサイトを私は作っていて、そちらはおかげ様で安定的なアクセスがあります。ありがたい限りです。そのサイトは「Knowledge Base」(「知識」という意)というタイトルで、主にWordPressというツールの使い方やカスタマイズ方法などを紹介している備忘録を兼ねたサイトになっています。
ただどちらのサイトにも言えるのは、1つ1つの情報へ安定的なアクセスがあるというわけではなく、特定の情報へのアクセスが基盤となっていること。流通業でよく使われる「二八の法則」がインターネットの世界にもあるんだなぁと実感してます。
そこで今回は、このサイトのように他愛もない日記サイトでもどうにか検索経由のアクセスアップができないか?というのをテーマに、私自身が初心に帰る意味も込めていろいろとヒントを紹介していきたいと思います。
検索エンジンは何が書いてあるのか?を明確に伝える
なんのこっちゃ?と思われるかも知れませんが、一番に紹介するということは、これ結構大事だからなんです。
アクセスアップしたーーーい!と思ってそれなりな単語で検索するとよく出てくるのが「SEO」対策という用語。一度は目にしたことがあるのではないでしょうか??
ご存じの通り「SEO対策」とは、検索「S(earch)」、エンジン「E(ngine)」、最適化「O(ptimization)」という英単語の頭文字をとったもので、読んで字のごとく「検索エンジンからの見た目を最適な状態にする」ことを言うんです。
でも、検索などでいろいろと調べている方は、SEO対策がテクニックによると勘違いされている方が多いこと。決してそうではないんですけどね(ってこんなショボショボサイトの管理人が言えることではないのは十分承知しています。すべてはここからですから・・)。
もちろん技術的に、検索エンジンから内容をより認識されやすいようにする(HTMLソース上に表記する)という対策は可能ですから、それをネタに商売しちゃってる人もたくさんいます(決してそれを否定するわけではないです)。
でもこれはあくまでも技術やテクニックであって、結局は書かれている内容次第なんです。
「いつも一生懸命ないネタを絞り出して書いてるし・・・」と思われるかも知れませんが、問題はその内容が検索エンジンの判断要素として有効でない可能性があるということを知らないと損しているのかも、ということなんです。
よくある例としては「5W1Hのない文章や言葉」。会話や文章では当たり前に使っていると思います。最初に「うちの猫は」と言えばもうその後の会話や文章で「うちの犬は」とならない限り名古屋の情報だと認識するでしょう。実は検索エンジンはこれを想像することが苦手なんです。だから、文章は必ず5W1Hを意識して書く必要があるんです。そんなことしたら読みにくくないの?と思われるかも知れませんが、これが読む人のための文章とSEOを意識した文章の決定的な違いになります。
ただ、毎回くどくどと場所や人物、状況などを繰り返すと本当に読み手にとっては見づらい文章になってしまいますから、どう工夫するかがポイントとなりますから実際に文章を書きながら、くどくなく、かつ、文章として成り立つようにしていく練習を繰り返すしかありません。まずは意識を持って文章を書く練習をがんばりましょう。
検索エンジンにページの骨格と内容を明確に伝える
インターネットに公開されているページは、どんなツールを使う場合でも「HTMLタグ」というのを使います。実にいろいろなタグがあるのですが、ページに書かれている内容を伝えるタグとして「見出しタグ」というものがあります。ちょうどこの↑に書かれている「検索エンジンにページの骨格と内容を明確に伝える」というのが見出しタグに当たります。
見出しタグには「h1」~「h6」までがあり、数字が小さいほどそのページの中で重要ですよ!と検索エンジンへ伝えることができます。ページの一番上にある「検索エンジン経由のアクセス数を増やす投稿の書き方(ヒントいろいろ)」というページのタイトルも、見出しタグ、しかも一番上位のh1タグが使われてます。多くのSEO対策に関する情報でも書かれているタイトルが大事というのはそういう意味があるんです。また、最終的にどう伝えるのか?という仕組みにもよりますが、検索エンジンの検索結果にもタイトルはほぼそのまま表示されますから、検索結果を見て「これ見てみよう!」とクリックされやすい内容にしましょう。もちろんその記事で言いたいことは必須ですよ。
タイトルについて、文字数は32文字までがいいというのもよく目にしますが、あくまでも私の見解として、検索エンジンの検索結果に表示されるタイトルの文字数が日本語(マルチバイト文字)で32文字程度だからそこに収まるようにということであって、タイトル自体はそれよりも長くても構いませんから、32文字の中で言いたいことの主が来るようになっていれば文字数はあまり気にする必要がないと思います。
タイトル・本文以外にもページ全体に視野を広げてみると、このページの右側には「最近更新した日記」「カテゴリー」「同じジャンルの人気記事」などが、本文の下には「記事の作者」「このページはモバイルでもご覧いただけます」などという文字列があり、それらにももちろん見出しタグが使われています。
もちろんページ構成のルールに従って「ここはページ冒頭部分の塊です」「ここは本文の塊です」などと技術的に明示するようになっているので、同じh2というタグを使っていてもすべてが同一に扱われるという可能性は低いのですが、それでも検索エンジンはこれらの骨格を基にそのページの内容をまず判断します。
その上でもしも本文内に全く見出しがなかったら、ひょっとすると、検索エンジンから見たページ構成要素の優先順は本文ではなく、そのほかの部分になってしまっているかも知れません。
ページ構成要素についてはブログサービスのテンプレート構造、WordPressで言えばテーマによるので何とも言えないところですが、少なくとも本文には「この下にこんなこと書いてますよ」と見出しタグを入れるのがよい、というか必須だと思います。
また前述した「5W1H」の要素についても、見出しタグ内に書くことでより明確に認識されるようになりますから、本文の内容よりもむしろ見出しタグの文章に気を遣った方が効果が高いと思います。
過去の日記を積極的に修正する
日記サイトの場合、「今起こっていること」を書いているわけですから、当時思ったまま、感じたままというのは日記の醍醐味なのかも知れません。が、インターネット上に公開しているサイトではいつでもどこからでも過去の日記にアクセスできるわけですから、日記帳に手書きで書いているものとは全く違います。
そういう性質から、新しい日記にはアクセスがなくても、ずーっと公開しっぱなしにしている過去の日記へのアクセスがコンスタントにあるというのは珍しくありません。
まずは過去の日記の中で、よく閲覧されているものを優先的に、ここまで書いた「見出しタグ」と「5W1H」を意識した文章になっているかを確認してどんどん文章を濃くしていきましょう。
極端なことを言うと、今までに1,000件の日記があったとして、そのうちの2割、約200件の日記に対して毎日1回余分に閲覧されると、それだけで毎日200回の閲覧数が増加することになります。これってすごく大きくないですか??毎日毎日なんて書くことがない!という中、新しい日記を知恵を絞り出して追加していくよりも実績のある日記を変えていく、これがアクセスアップの最短ルートでしょう。
ただ1点注意していただきたいことがあります。それは「日記を更新した日付」です。通常のブログサービスがどうなっているのかは不明ですが、このサイトと同じWordPressを使っている場合、投稿を更新すると「更新日」というのが記録されます。この更新日がページ上に表示される仕組みの場合、編集した日記は最新のもの?と検索エンジンも閲覧する方も勘違いすることがありますので、更新日を変更しないようにする機能があれば更新日を変更しないようにする、更新日が変更されてしまう場合には冒頭に「この日記は(公開日)に書いたものですので、情報が古いかも知れません」など一言加えるといいでしょう。
検索エンジンからのアクセスアップ効果を早期に求めない
検索エンジンは世界のページを収集して検索結果に反映させ、検索語句に応じて結果を表示するという仕事をずーっと休みなく行っています。当然1日に訪問できる(情報を収集できる)件数は限られていますから、新しく追加した投稿や、対策を講じて修正した投稿に対して、いつ検索エンジンから訪問されるかは分かりません。
一般的には注目度の高いサイト(よりアクセス数のあるサイト)は数時間から数日で、訪問(再訪問)され、結果に反映されますが、多くのサイトでは数週間、長い場合には半年、ひょっとすると永遠に再訪されることはないかも知れません。
こればかりは検索エンジン側によるところですから、長い目で見る必要があります。したがって、「変更したけど全然結果が出ない!」とあきらめたり、「変更の仕方が悪かったのか?」と何度も変更するのではなく、しばらく様子を見るようにしましょう。
前項で書いたように何かの投稿が1日1件アクセス増加!を目指してコツコツやっていけば、そのうち結果は伴ってくる!!と信じて運営していきましょう。
ここだけの話ですが、せっかく結果が出そうなのに放置したり止めてしまったりする人が多いのもインターネットの世界です。もったいないなぁ・・と思いつつ、同じジャンルのサイトからは「ライバルが減ってうれしい!!」ということになりますから、継続は力なりと言い聞かせ、「なんでも最後にはやり続けたものが勝つ(昔所ジョージさんがどこかで言ってた、私の一番好きな言葉です)」を信じて続けていきましょう。
人気記事の真似+αの記事を書く
これはややもすればパクリ行為?と思われてしまうかも知れませんが、理にかなった手法とも言えます。
参考になったのはcoreynorthcutt氏から届いた「Cutting Through the Noise: SEO Trends From August」というメール。リンク先のページに書かれている内容を読むと、結びに以下の文章があります。
私が目にする最大の神話は、SEOは難しいということです。
SEOをロケット科学のように思わせる「教祖」と「専門家」はあまりにも多く存在します。
SEO戦略を非常にシンプルに保つことで、Googleでのポジション0(スニペットセクション)をわずか2日で簡単に取得できました。
- 目的のキーワードを選びます。
- これらのキーワードをグーグルで検索し、その検索用語ですでに表示されている上位のコンテンツを見つけます。
- 次に、既存のコンテンツよりもわずかに優れた(そして構造的にすることもできる、つまり適切な用語のヘッドラインタグを増やすことができる)コンテンツを作成し、「人も尋ねる可能性がある」質問のヘッドラインタグを含むFAQセクションを投入します目的の用語についてGoogleに表示されます。
次に、待機して何が起こるかを確認します。ランク付けが開始された場合は、そのコンテンツの作成を続行します。または、リストの場合は、リンク先の新しいコンテンツを見つける可能性があります。
たとえば、「最高のNikeランニングシューズ」にランク付けしたいとします。
私はその用語をググるところから始めます、そして私が発見することは、トップのコンテンツのほとんどがリスティクル、すなわちトップ10のナイキランニングシューズであることです。次に、すでにランク付けされている人々をモデルにした独自のコンテンツの構築を開始します。
次に、完了したら、Googleの「人々は尋ねる可能性があります」セクションに基づくFAQ、すなわち「最も快適なNikeランニングシューズは何ですか?」の統合を開始します。そして「長距離ランニングに最適なナイキシューズは何ですか」。
今、私は座って記事がランク付けされるのを待ちます。ランク付けが始まったら、リストで言及した靴の個々のレビューへのリンクを使用して、そのコンテンツを拡張することにより、その配置を確実にすることができます。
全体として、この戦略は非常に効果的であり、さらに重要なことには、それはロケット科学ではありません。
出典元:The Top 10 SEO Myths: Don’t Fall Into These Often Repeated Traps
・・・なんじゃい、結局運任せかい!!みたいな内容なのですが、結局そういうものだとはっきり言っている文章だと思います。
ただ、何かをテーマに日記や記事を書くときに、いきなり書き始めるのではなく、
- 自分でそのテーマについて検索するとすれば・・で検索してみる
- その記事を読んでみる
- その記事の内容を真似する(悪い言い方すればコピペする)
- 自分の文章に直す
- 自分なりの考えや、追加の情報を付け加える
という段取りにすれば、簡単にそのキーワードでの検索上位は獲得できるよって内容なんです。もちろんその単語で検索されればという条件付きの話ですから、そうすれば絶対にというわけではありません。
でも、やみくもに無理やり日記を書いて残念な思いをするなら、この方法は具体的で実に理にかなっているのではないかと思います。
もしも自分が検索の達人だったら、人気記事が簡単に何本も書けるようになって、あっという間に人気サイト・・なんてのも夢ではないかも知れませんね。
いかがでしたか?最後のは青天の霹靂というか、逆転の発想というか、姑息な手段というか・・・ですが、何を書いたらいいかわからないという場合はまず実践してみるといいと思います。そしてその日記にSEOの意識を加え、きちんと検索エンジンへ内容を伝えられればよりすごいものが出来上がる・・・かも知れません(これはなかなか難しいので最後はやっぱり「かも」でごまかしておきます)。
ちょっと長い文章を書いて消耗しました(笑)。誰かのお役に立てれば幸いです。