数字でも分かる「多頭崩壊」がすぐに来るわけ
- 公開日:2016年2月29日
カテゴリー:更新情報ほか
至って単純計算ではありますが、どのように猫ちゃんが殖えていくのか、そしてどの位の年間コストになってくるのかを試算してみました。特に何が言いたいということでもありませんが、あえて言うなら「家で飼育する猫ちゃんたちこそ繁殖を繰り返さない努力をしなければ問題は解決しない」ということです。
飼い始めから早くも多頭崩壊は始まっている
- 子猫が母猫1匹から5匹生まれる
- 5匹のうち、オスは2匹、メスは3匹
- 繁殖期(年2回)にメスが必ず出産する
という条件でアダムとイブからスタートすると・・・
1年目
2匹から5匹の子猫が2回生まれる=早くも12匹になる
2年目
①1度目の繁殖期で最初の2匹がまた5匹産む
②2度目の繁殖期で最初の親猫から5匹、1年目の最初の子猫が成熟して3匹がそれぞれ5匹産む
=1年目の12匹+①での5匹+②での(5+3×5)匹=12+5+15=32匹
・・・え?こんなに?開始2年で早くもすごい数に・・・。まあ、すべてのメス猫が子猫を産み、5匹産み、オス2メス3の比率で産まれるという計算上ですから全く根拠のないおおよその数ですが、すごいことになるんですね。
2年目に出そろう猫ちゃんが1か月に消費するエサの量やその他のコスト
ちょっと考えたくない感じですが頑張って計算してみましょう
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以前に書いたこの記事から、
1匹の猫ちゃんは1日に70g~110gのドライフードが必要
最大量として1匹の猫ちゃんは月に3300gのドライフードが必要
・・・ということは2kgのドライフード換算で少なく見積もっても1.5袋必要ということですね。
これが、上の2年目を終えた段階での32匹というのを掛けると・・・
1.5袋×32匹=48袋 そして2kgのドライフードが1つ600円だとすると
・・・なんと月に28,800円かかる計算に???年間にすると実に345,600円。
こんなに条件通り猫ちゃんが増えていくのは実態とかなりかけ離れているとは思うのですが、少なくとももう1~2年あれば同じ位の条件にはなってしまうと思います。
そして、排泄物の処理には猫砂が必要でしょうし、何匹かに1つは最低でもトイレが必要、その他にも猫を飼育するにはワクチン代や医療費などいろいろ必要でしょうから、とても1家庭で賄いきれるものではありません。
数が増えてからの避妊・去勢は不可能かも
1匹の猫ちゃんに対して避妊・去勢にかかる費用はおおよそ2~3万円。上の条件で2年経過後に措置をしようとすると、かかる費用は32匹×20000円だとしても640,000円。え?中古車なら買えそうな金額?
メス猫だけ処置しようとしても結構な金額になるし、一気に対策するのも不可能ということで断念するとどんどん増えていく、どうしようもない状態になることも理解できます。
猫ちゃんを飼育する前に考えるべきこと
雌雄で飼育する場合に「一度位は子供を産ませてあげたい」という気持ちはわかりますが、最初からネズミ算的に増えてしまうことが予見できるわけですから、一度出産させてあげようと思った親猫2匹と産まれる子猫5匹の7匹に対して避妊・去勢する計画、飼育場所の計画などを立てておかないととんでもないことになるということを「覚悟」して飼育を始めていただきたいです。産まれてから「大変だ」と思ってももう遅いのです。
産まれた猫ちゃんたちに思ったよりコストがかかると分かった時、飼い主さんはどうするのか?考えるだけでゾッとします。
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