パスツレラ症
パスツレラ症の猫に見られる主な症状
もともと猫に常在する細菌なので、目だった症状はありませんが、リンパを通して異常繁殖すると首が曲ってしまういわゆる「斜頸」になることもあります。口の中や爪で繁殖します。
パスツレラ症の原因
パスツレラ菌
パスツレラ症の感染経路
菌を保有する猫にひっかかれたり、咬まれたりだけでなく、なめられるなどの接触でも感染する事があります。比較的若い猫ちゃん同士の感染が多い病気です。
ヒトへの感染はするか?
感染することがあります。主に引っ掛かれたりして傷がついたところに猫の爪にいた細菌が移り住んで感染します。発症すると軽傷では、赤くなったり、水ぶれができたり、硬くなったりすることがあり、ときには発熱、倦怠感、頭痛、主に上半身の関節痛、食欲不振などの全身症状が出たりすることがありますが特に重篤化することはないと思われます。
他の猫への感染を防ぐ方法
ほぼすべての猫にいると思われる常在菌のため、特に猫同士で感染しても何も症状がありません。気を付けたいのは野良猫ちゃんと遊ぶときに引っ掛かれたり、慣れていない仔を膝に乗せたり抱いたりしたときに爪を立てることで人の皮膚に傷がつき感染することもありますので注意しましょう。
※この情報は自信の経験やさまざまなサイト、獣医師からのアドバイス、犬猫ブリーダーや管理されている方々のお話などを総合して書いています。可能な限り「正確な」情報をお届けしますが、知識の不足している部分や研究等の実態と異なる場合もありますのでご容赦願います。