度々ニュースなどで出てくる「コードチェンバー」「フィルターバブル」という言葉。
「コードチェンバー」とは、自身で見たいと思うジャンルや思考のものをネットの中で求めてしまい、それらの情報しか目に入らなくなること。
「フィルターバブル」とは、SNSやニュースサイト側が、過去のクリック履歴や閲覧履歴などを参考に、その人の興味のありそうな情報を優先して表示されることで、いつの間にかそれらの情報しか目に入らなくなることを指す。
これは、XやInstagramなどのSNSだけでなく、Yahoo!やGoogle、MSNなどのニュースサイトでも技術として使われており、いつの間にか自分の興味のあるものだけが何だか表示されるなぁと感じることはないだろうか?
まあ、興味のある情報を自動で優先してくれるんだから親切だと感じるのなら、そのままでもいいのかも知れないが、見るべき情報を見る機会が減ることで、偏った思考や心理状態になってしまうことが問題だと思う。
そこで役に立つのが、今の環境そのままで「コードチェンバー」や「フィルターバブル」の影響がほとんどない情報(今回の場合はニュースサイト)を見る方法を紹介する。
といっても、やり方は簡単。
Microsoft EDGEやGoogle Chromeといったブラウザで、ニュースサイトを開く時に、ひと手間かけるだけ。
具体的にはブックマークなどからどこかのページを開く際に、右クリックして「シークレットモードで開く」を選択するだけ。
シークレットモードはいろいろな履歴や一時保存データなどの影響を受けにくいウェブページの表示方法で、以下のページでシークレットモードの概要は分かると思う。
- Google Chrome・・・シークレット モードでブラウジングする
- Microsoft EDGE・・・Microsoft Edge で InPrivate を使用してブラウジングする
また、登録したウェブページを自動でシークレットモードで開いてくれる拡張機能もある。
各ブラウザの拡張機能で「Incognito URL Opener」などと検索するとすぐに出てくるので、インストールして有効化したら、必要なページを登録していくだけで、何もしなくてもそのページはシークレットモードで開くので便利。
シークレットモードでは、フォームの入力データもほとんど空になり、ウェブメールなどを使う場合などでは毎回ユーザー名やパスワードを入力する必要があるので、それらを使っている場合は自動化せず、都度シークレットモードで開くようにしないと使い勝手が悪くなるので注意
ちなみに、同じニュースサイトを通常モードとシークレットモードでそれぞれ開いてみると、いかに「コードチェンバー」や「フィルターバブル」の影響が出ているのかが分かるだろう。
逆に、シークレットモードで見た一覧では、それらがないといかに自身に興味のない情報ばかりが出てくるかも分かるだろう。
どちらがいいかはあなた次第だが、私は主なニュースサイトをシークレットモードで開くようにして、なるべく偏らない情報を入手するようにしている。
ちなみにそういう意味では、テレビのワイドショーや公平・公正が自慢の某公共放送のニュースなども放送する段階で「話題性がある」とか「視聴率が取れる」とか「自局に都合の悪い情報は端折る」などといったフィルターが既にかかっているのだし、ニュースサイトのニュース自体も同様のことが言えるので、常にそうした目でメディアのニュースを見るようにしたいものだ。

