プログラムコードの補助として利用してきた生成AIのGemini、この間まで無料でいろいろとできていたのだが、いつの間にか無料での質問と回答数に制限がかかるようになった。
どうやら1日5回までになったらしく、いつも通りにやり取りしようとしたら、これ以上の回答は有料版に移行するか24時間後移行に再開するようにと言われるようになり、びっくりした。
Geminiのみならず、生成AIのビジネスモデルとしては以下のような流れで進んできたと認識している。
- 無断で?世界中のウェブサイトから情報を収集して保存
- 保存した情報を整理して各国の言語で質問に回答できるようにプログラム作成
- 無料でいろいろな人に使わせ、便利だと実感させ、かつ、プログラムの問題点を洗い出す
- プログラムがある程度成熟すると、ある日突然無料で使うための制限を作り、有料版でないと使いものにならないようにする
そして現在では、比較的少額で制限が緩和される有料プランでさえ複雑化し、会員規約の変更という名のもと、また、規約は予告なく変更されることを了承しているという名分のもと、どんどんと制限がかかってきてる印象がある。
確かに口語で質問すれば回答が返ってくるので、ネット検索のようにキーワードを考える必要もないし、返ってきた回答に対して質問や条件をまた口語で追加すれば、人間が普段行っているようなやり取りでいろいろと知ることができるので便利なのだが、いかんせん1日5回のやり取りでは、1テーマすら解決には至らないだろう。
それなら課金して有料版にすれば?と言われそうだし、それを作り維持するコストがかかっているのだから仕方ないとも思うが、そもそもこのモデルの元となったソースは、世界中の人が公開した情報や、デジタル化された書籍や文献であり、それを知らぬ間に悪い言い方すれば搾取したものがベースとなっているわけで、それを取り締まる機関も取り決めもないうちに行われたもの。
ブログやホームページを運用している人なら分かると思うが、こんな他愛もないブログでも未だに毎日相当数の海外からのAIボットと思われる直接アクセスがあり、リンクを辿っていろいろなページが瞬間的に読み取られていっていることから考えても、情報の搾取は続いているのだろう。
私が利用する目的であるプログラミングの補助に限って言えば、曖昧な処理や明らかに間違った処理を返してくることも多く、そんなものに課金すべきかと甚だ疑問に思うので、私個人としては無料枠以外で利用するつもりはない。
また災害時の対処をなぜかAIに問い合わせ、間違った回答を鵜呑みにして行動するといった事例も出ているようなので、今課金して使っている人々の中で誤情報が多く使いものにならないと判断することが多くなっていけば、このビジネスモデルは頓挫するし、AIに聞けばいいと感じてインターネット上に情報発信する人が減っていけば、このビジネスモデルを成り立たせるための無料の情報ソースもなくなっていくわけだし、そうしたAIボットからのアクセスを拒否する風潮が広がれば、それもAIが学習するネタを減らしていく要因にもなっていくわけだから、きっとどこかに転換期が来るだろうと想像する。
そうなったらまた元のようにインターネットで検索して情報を能動的に探そうとする人が増えていくのではないだろうか?

