リオデジャネイロオリンピックの卓球が熱いですね

公開日:2016(平成28)年8月10日/最終更新日:

リオデジャネイロオリンピックの卓球が熱いですね



昔私がやっていたからというのが大きいですが、このところメジャーになってきてテレビでもいろいろな試合が放送されるようになった卓球。特に今回のリオデジャネイロオリンピックでは熱いですね。

女子

石川佳純選手
残念ながら3回戦で敗退しましたが、北朝鮮の選手は今大会ベスト4に入って来た強い選手でしかもカットマン。世界卓球でもすごい試合をしていた選手でしたから組み合わせが悪かったとしか言いようがないと思います。

福原愛選手
今回完璧ですね。今までテレビで放映される試合を見た限りでは今回はベストバウトの連続ではないかと思います。冷静に試合できているというか、いつもみたいに競ってくると無理してミスというのが全くありません。相手を前後に揺さぶるドロップショットというのが出ている間は個人的に安心して見ていられます。凄い速度で飛んでくるボールをあの長さに止められる技術はやっている方にしか分からないスーパーショットだと思います。次は中国選手ですが、今までのようにひるまず台から離れない今回の卓球をすれば勝てると思います。

少し前までコーチをしていた佐藤美香コーチは全日本で何回も優勝した星野美香という選手。ペンフォルダーの完全攻撃型だったので攻撃面に関しては凄く力がついたと思いますが、福原選手のスタイルには合わなかったのかも知れません。無理に押していくことが多かったですからね。でも今回は守りながら攻めるという福原選手本来のスタイルが生きているように思います。

男子

丹羽 孝希選手
準々決勝残念でしたが、やっぱり中国の張継科は強い!!ベスト8までの相手とは全く違います。今回だけ見た人は丹羽選手が弱いんじゃないの?と思う人もいるかも知れませんが、張継科は水谷選手でも簡単にやられてしまうような強い選手です。そんな選手に対して最後まで前についてカウンターという自分のスタイルを貫いていった姿は凄く感動しました。背の低い選手が世界で戦うには・・・というのを実践してくれている数少ない選手だと思います。ミスがいっぱいあるように見えますが、あの距離でボールを返球するのはすごいリスクがあることは卓球をやられている方には理解できると思います。

水谷隼選手
福原選手と同じく勇気を持って前へ前へという位置取りが調子の良い一番の要因だと思います。もともとすごく守備が強い選手なので下がって戦うことが多く、素人目にはダイナミックな試合に見えるのですが、台から距離が離れれば離れるほど予測も必要ですし、何よりも範囲が広がってしまいます。今大会は安易に下がるのではなく、「前で戦ってダメならそれまで」という強い信念がテレビを通してでも感じられます。いよいよ準決勝、中国の馬龍選手相手ですが張継科選手よりは相性がいいと思うので、これまで通りのスタイルでいけばひょっとすると・・・と期待しています。

個人戦が終わるとすぐに団体選が始まります。テニスの錦織圭選手もそうですが、大会で上位に行く=次の試合や大会との時間が少なくなるのは確かなのでなるべく疲労を抜いて男女揃ってメダルを取ってほしいです。


近所のコンビニ店員がすごかった&モモと出会って2か月です
近所のコンビニ店員がすごかった&モモと出会って2か月です