最終警告なんて書かれるとドキッとしますが、内容を見る限り、フィッシングメールに他なりません。
ボタンの遷移先(リンク先)はphpという拡張子のプログラムになっており、入力した情報を搾取する類のメールです。
メール本文内のボタン等は決してクリックせず、いつもログインに使っているリンクやブックマークから、本当に書かれているような状態なのかの確認を行ってください。
迷惑メール(フィッシングメール)の内容
メールの基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
件名 | 【最終警告】Amazonアカウントが危険にさらされています! |
送信者名 | Amazon.co.jp |
送信元メールアドレス | [email]forms-receipts-noreply@google.com[/email] |
Return Path | [email]chengming4@guckle.live[/email] |
クリック先URL | https://edlthlucea.life/miluozhang2626.php |
メール本文(引用)
お客様のアカウントからの異常なアクティビティが見つかりました。あなたの身元と財政の潜在的な誤用を防ぐために、私たちはあなたのアカウントを保留にしました。保護のために身元を確認し、将来のいかなる種類の損失も回避することが必須です。ログイン認証情報やOTPなどの個人情報は誰とも共有しないでください。
最終ログイン情報:
※ここにはそれらしいアクセス情報が書かれています
下の確認ボタンをクリックし、保留を解除するために必要な手順に従います。
注:確認には最大24時間(場合によってはそれ以上)かかることがあります
フィッシングメールは、その名の通り、届いた人の不安を煽って偽サイトへカード情報や個人情報を入力させて悪用する「釣り」行為である。
中には巧妙なものもあるが、大抵は以下のチェックを行うことで結構容易に判断がつく。
- 日本語の表現がおかしい
- リンクとして表示されているURLとマウスオーバーしたときのリンク先URLが異なる
- メールの差出人名と実際のメールアドレスが異なる
- メールの差出人メールアドレスが、その企業のドメインと異なる
- メールヘッダーに書かれているReturnPath(返信先メールアドレス)が、差出人メールアドレスと異なる
特にスマートフォンではマウスオーバーしてリンク先確認というのがしにくいので、安易にタップせず、いつもの方法でアプリなどを起動して、本当にそんなことが起こっているのかを確認するといいだろう。

