【新型コロナ】家庭内感染防止のため、使い捨てにしたその先は??

公開日:2021(令和3)年8月29日/最終更新日:

【新型コロナ】家庭内感染防止のため、使い捨てにしたその先は??



新型コロナウイルス感染症の家庭内感染が増えているようですね。先日書いたように我が家も風邪?コロナ?という人が出て、とても怯えながら数日を過ごしました。

幸い、風邪?コロナ?の症状は改善してきており、ほっとしています。

さて、今日Twitterを見てたら、自宅療養の方がいる家庭で感染を広げないようにする方法が成功例としてツイートされていました。埋め込みでは削除され消えてしまうことがあるので引用すると、

自宅療養で5人家族が家庭内感染しなかった成功例を聞くことができました。紙皿、紙コップ、割り箸、使い捨てスプーンなどできるだけのものを家族全員で使い捨てにして成功したそうです。

Twitterより

とのこと。これに対して多くの人が、「それはいい方法だ」という流れで絶賛しています。

もちろんこれは一例であることは重々承知してますけど、私はちょっと違う見解を持ちました。そんなにいろいろ使い捨てできてずいぶん裕福だな~~なんて。

さらに問いかけたいのは、使い捨てにしたその食器や容器ってきちんと漏れやウイルスの付着や飛散がないように捨ててるんですよね!ということ。

我が家の近所でも、ゴミの日でもないのにおおよそ無防備に、分別もなしに、密封されていることもなく、生ごみなどが捨てられていることがあります。雨が降ろうが風が強かろうがおかまいなしです。

それを回収してくれている方々はどうなんでしょうか?ニュースではそうした縁の下の力持ちの方が感染していて、回収できないところもあるとかないとか...それを見ても「使い捨て」推奨なんでしょうか?もちろんきちんとそうした方への配慮ができてれば別なのでしょうけど。

我が家で起こった風邪?コロナ?のとき、このこともあったし、何よりもったいないし、資源の無駄だし、咳をしていればどうせいろんなところに付着してるんだし・・などなど感染伝播の経路は数えきれないほどあることから、特に使い捨てにするということはしませんでした。

また、そもそも大皿をつついて食事ということは鍋物でもしていませんでしたから、そこに気を遣うこともありませんでした。

強いて行ったことと言えば、病人の使っているものをいつもより頻度よく洗濯すること、座卓で過ごすことが多いので、特に床周りはよく清掃すること、病人ではない人が「ウイルスがあるかも」という意識を持つこと(要するに何かに触ったら手にウイルスがいるかもという意識)でした。

今では語られなくなりましたが、コロナウイルスはそもそも脂質の膜を持ち、その膜が壊れると死滅する弱い分類のウイルス(エンベロープウイルス)なので、洗剤などの界面活性剤、もしくはアルコールで簡単に死滅するもの。食器類にしても洗濯ものにしても、きちんとそれらが入ったもので洗う、ウイルスは宿主がいないと存在できないので、きちんと乾燥させることをすればある程度防げるものと認識しています。

もちろんそれだけでなく、飛沫だったり、細かい飛沫が長時間飛び散る(エアロゾル)で罹患することもあるのですから、使い捨てというのはリスクを減らす一つの手段であって、前述したように清掃の方へのリスクが配慮できないのであれば、それこそ「自分たちだけ良ければそれでいい」になってしまうのではないでしょうか?

今回の我が家の風邪?コロナ?騒動も、本当に気を付けている中で起こったことで、幸い現状私自身に移らなかったので、特に使い捨てにしなくてもこれはこれで対策としては十分だと思います。それでも罹ってしまったら・・ウイルスの勝利!!でしょうと考えています。


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