昔子供の疾患として「プール熱」とか「溶連菌感染症」などと共に耳にした「手足口病」。やっとこさコロナが収まってきたかなという最中に、「手足口病」の感染者が増えてきてるようです。
【 #手足口病 流行の兆し】
— テレ朝news (@tv_asahi_news) November 19, 2021
乳幼児を中心に、手足や口の中に発疹ができる感染症「手足口病」が流行の兆しをみせています
国立感染症研究所によると、近年、手足口病は1年ごとに増大と減少を繰り返し、今年は8月中ごろからじわじわと報告者が増えています#テレ朝news
手足口病の原因となるウイルスは「エンテロウイルス」と「コクサッキーウイルス」だそうで、罹るのは子供が多いようですが、大人が罹ると重症となることもあるそうです。
この「エンテロウイルス」と「コクサッキーウイルス」について調べたところ、エンベロープと呼ばれる外側の脂質の膜があり、それを壊せば死滅するという比較的弱い「コロナウイルス」とは違い、これらのウイルスは膜がない(ノンエンベロープ)比較的丈夫な?ウイルスなので、新型コロナのようにアルコールや界面活性剤で簡単に退治できるものではないようです。
また、コロナでも問題となった特効薬についても、「手足口病」に関しては存在せず、かゆみがあればかゆみ止め、熱が出れば解熱剤を使った対症療法で完治を待つしかないようです。
潜伏期間は3~6日程度で、発症すると、手足口に浮腫(水ぶくれ)ができ、発熱することがあるそうです。
手足口病での死亡例というのは今まであまり聞いたことがありませんから、新型コロナのように特効薬がなく、重症化する確率が高く、死に至ることもあるものではなさそうですから、過度におびえる必要もないかとは思いますが、マスクで飛沫はある程度予防できても、アルコールが効かないことから、手を介した感染が主な経路となりそうですから、アルコールよりも石鹸を使った手洗いというのが重要になりそうです。
飲食店などではこまめに手洗いをすることが可能でしょうが、行楽シーズンで外に出かけた際には、手洗いができる環境がないまま、食べ歩きなどをする機会が増えると思いますから、皆さん気を付けましょう。
参考:手足口病とは