Ordinary Life

保護猫【モモ】【ココ】とのいつもの暮らし(旧「がんばれ!わが町名古屋の地域猫&我が家の家ネコ日記」)

雇う側と雇われる側の考え方の乖離

私は大昔、今のように使われる立場ではなく、使う側の経験を長くしてきた。

そこで思い知ったのが

  • 一人でも「できません」と言ってやらずに済んだスタッフがいると、そのスタッフに全員が引っ張られて能率も効率も意識も下がっていくこと
  • 最初にやるべきすべての仕事を提示した上で今はここまでという風にしないと、後から足された仕事に対して拒否感を持つこと
  • お客様に迷惑がかかるからと、2人いるスタッフのどちらにも何も言わずに仕事の割合を変えるとできていたスタッフがダメになること

現在働かせてもらっているところは、以前に同業で働いた経験があるので、面接時には「車で回って配達ができれば」と業務内容を聞かされたものの、やってることは同じだから他にもいろいろあるんでしょ!と思っていて、まあまあその通りだった。

例えばスーパーのレジ係として雇われたとする。最初は操作を覚えるのに必死だと思うが、慣れてきたらおちゃのこさいさい、さっさと終わってボーっとしている..そんな光景をよく見るのではないだろうか?

それに対して、最初に採用する段階で、レジ周りにある商品の陳列を直すとか、袋詰め台の整頓や清掃をするとか、カゴを片づけたり集めたりするとか..レジにお客さんがいない時にやれることはいっぱいあるだろう。

同業の経験がある人なら気づいてやるだろうが、初めての業種で初めてその仕事をする人だったら最初に言われていなければ、必死に覚えたレジ操作ができるようになった時点で「お客が来ないな-暇だなー」で終わりだろう。

そこに「時間があったら〇〇をやって」と業務を追加すると..十中八九「ええーーーーっ」となり、同種の人たちで仲間意識のようなものが生まれ、悪態をつくようになったりするだろう。

対して同種の業務を経験した人が新人で入ったら、経験から誰からも指示されたり言わたりしなくてもそれらの付帯作業をテキパキとこなすだろう。

これを見て、雇う側が、後者の人は「いい人」「働く人」「使える人」で、前者の人が「できない人」「働かない人」とするのはお門違いも甚だしく、最初にきちんとすべての仕事の内容を伝えなかった側に責任があると私は思う。

この例を踏まえ、話を戻して今従事しているところの話。

私は当初、車に積まれているものを間違いがないかチェックして、お客様宅を回って間違いなく手渡しして、終業時刻までに戻ってこれれば大丈夫と言われた(もちろん想像していた配達中の業務もやることだと思っていたので何の違和感もなかった)。

仕事に慣れてきて、比較的早い時間に帰ってこれるようになったら、中での後片付けを頼まれるようになった。ふと「それなら適当に時間潰して終業ギリギリで帰ってこればいいかな」ともよぎったが、まじめな性格?なので、そこまでを終わらせてその日の業務を終了としよう!と決め、今でもそうしている。

片付けも仕事に含めるようになって数カ月後、私とは別の曜日に入っている人の話を聞かされる。

「〇〇さん、他の人と同じように帰ったら中の片付けをとお願いしたら断られたんだよね」

そしてその人は今でも終業ギリギリ..というか、明らかに時間見て帰ってきてるでしょ!という時間に帰ってくるらしい。

私はその人と組みになる時がないのであくまでも「らしい」だったのだが、たまたま欠員が出て一緒になった時に「ああ..そういうことね」と実感し、何なら途中立ち寄ったコンビニで「あれ?この車うちのじゃ?」と思ってそーっと除いたら、寝てるその人を見かけたりしたので、その話は本当だったんだと実感。

さっきのレジ係の話ではないけど、そんなの見ちゃったら自分もそうしたくなるよね?でも私はまじめなので?そんな奴には引っ張られないのだが..。

でも毒される人はやっぱりいる。私と組みになる人がその人とも組みになるのだが、私と同じ、時には私よりも早く帰着していたはずなのに、ここ最近は終業ギリギリに帰ってくるようになった。

ああ..これは.....、である。

ただここは外で配達を行うという業務管理の難しいところ。事故を起こしてもいけないし、ミスを起こしてもいけないし、ましてや片付けを仕事として指示しているわけでもないし、指示したけど断ったらそのままやらずに済んでる人ももいるし..、で強く言うこともできない。ましてや終業ギリギリに帰ってくるので何かを話すという時間もない。

こうなっちゃうと修正は至難の業だろう。

そして私が従事しているのは、本当に小規模な事業者。その日一人欠員が出れば途端に回らなくなる。いわば雇用はしているけどイニシアティブは従業員側が握っている、伝家の宝刀、「それなら辞めます」と言われれば途端に立ち行かなくなるという恐怖すらあるのだろう。

聞けば過去にも同じような事例があったそうだが、そういうやんちゃな奴がいたら、例え大変なことになることが分かっていても「何なら私が代わりにやればいいのだし」というのが雇用する側の態度や言動に見えれば修正も効くが、現状は難しいのではないかと思う。

このままだと時代は繰り返すのだろうなと容易に想像がつく。現状私自身は、人は人、自分は自分と思って気にせず従事しているが、毒される日が来るかも知れない。

ただ毒される前に私は辞めるだろうけどね。そういう人間にはなりたくないからね。

先日私が冗談交じりに放った「人がいなくなっちゃったら、少し早い時間から私一人で全軒回るようにしたらいいんですよ」という言葉、そうする気構えでスタッフ使わないとダメだぞ!という皮肉を込めたんだけど伝わってないだろうなぁ..きっと。

そこは規模の大きなところだったので状況は異なるけど、同業の前職で同じようなことがあって話し合いをしたら、逆にここでは〇〇さんの志は求めていないし、そのようにスタッフを「育てる」対象として使っていないという旨を伝えられ、その日に退職日を話し合って(大人なのできちんと段取りを踏んで)退職した経験があるので、まあこれ以上は経営側?に深入りせず、ことの次第を見守ることにする。

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