湿度を上げると部屋は暖かく感じる!?

公開日:2025(令和7)年1月14日/最終更新日:

湿度を上げると部屋は暖かく感じる!?



今年初?の風邪をひいた。最近買い物に行ってもどこからか激しく咳をしている音が聞こえるから、結構風邪ひいてる人は多いのだろう。

咳をしている人に目をやると大抵はマスクをしているので、多分本人は他人へ移さないように配慮していると思われるから、多分それらの人からではなく、罹患しているけどマスクをしていない人の飛沫から、もしくはその人が口を手で覆って咳をしたその手で触れた何かから感染したのだろうな。まあ世の中ウイルスだらけだから仕方ないか..。私も移す側になることもあるだろうからね。

今回の風邪は熱というよりは咳がよく出るみたい。だから我が家ではとにかく潤いを!ということで、以前購入した300円加湿マシーン?をつけた。

こんなやつ。以前流行ったけど今売ってるんだろうか??というシロモノ。

2020-12-21 09:59:38
2020-12-21

写真の撮影日が2020年の年末だから、新型コロナが流行って乾燥がよくないなんてことで買ったのだと思われる。毎年この時季になるとつけているからもう5シーズンも活躍していることになる、この300円は有意義だと感じる(笑)。

でも湿度計を見たり、天気の情報を見たりして気づくことが..。それは夏場と湿度の数字ってあまり変わらなくないか?ということ。

不思議に思って調べてみた。

すると、こちらのページによれば、気温35℃の場合に1㎥あたりに含めることができる水分の量は39.6g、気温5℃の場合は6.79gなんだって(これを飽和水蒸気量というらしい)。つまり気温35℃で湿度100%の場合には空気1㎥あたり39.6gの水分があり、気温5℃で湿度100%の場合は6.79gの水分しかないってことになり、同じ湿度でもずいぶん水分量が違うのだと納得。

よく天気予報や天気の結果などに出てくる湿度はこれを基に算出されるから、同じ50%でも気温によって潤いが違うことが分かる。

冬場乾燥が..と言われるのはこの違いがあるからなんだな。

真冬で気温5℃の時に雨が降って湿度が100%であっても空気中の水分量は6.79g、真夏の気温35℃で同じ水分量だったら湿度は17.1%ということになり、真夏にそんな状況だったら砂漠!?になってしまう状況だと思うから、やっぱり冬は乾燥してるんだなと無駄かもしれない知識をまた一つ得た(笑)。

この300円加湿器によって、合ってるかどうかも不明な100均の湿度系は70%を示している。加湿していない時は60%中盤位だからこの値が正確だとすると、現在空気中には6.79g×60%=4.07gの水分があることになり、この加湿器によっておおよそ0.7gの水分がいつもよりも多いことになる(..たったこんだけ?という説もあるが...)。気温により大気中の水分量には限界があるから夏場のようにはならないけど、せっかくあるんだからどんどん焚いていかねば。

その効果があるのかないのか?同じ気温でも湿度が高いと暖かく感じる。

何でだろう??まあこの件についてさらに詳しく調べるつもりはないけど、夏場ある時季を境に同じ気温でもぐっと体感での暑さが増す。その期間は湿度が高くなっているから、多分湿度と体感温度にも相関関係はあるのだろう。

特に我が家の暖房はこたつのみで、空気自体を暖めていないから余計に差を感じるのかも知れない。

幸い私はこの効果があってか?咳はほとんど治まり、後はなんとなく耳がボーっとしているのが治ればよしという状況まで回復した。今回は薬を飲まずに乗り切れそう。めでたしめでたし。


心が折れそうだ..
心が折れそうだ..