「【楽天銀行】ワンタイム認証用メールアドレスを更新お知らせ」という迷惑メール

公開日:2022(令和4)年8月21日/最終更新日:

「【楽天銀行】ワンタイム認証用メールアドレスを更新お知らせ」という迷惑メール



タイトルからして日本語が変?と思われるメールなので、引っかかる人はいないと思うが一応..。

楽天銀行の振り込みなどで使用するワンタイムパスワードを受け取るためのメールアドレスを変更してほしいという内容のメールのようだ。

以下に記載するように、メールの送信元も、リターンパス(返信用パス)も楽天銀行のドメインではないので、迷惑メールだと思われる。

また、本文中のリンクアドレスも、「.cn」(中国)のドメインなので、まず間違いなくフィッシングメールであろう。

楽天銀行と取引のある方は、いつも通りの方法でログインして本当に銀行経由のメールなのかを確認していただきたい。

迷惑メール(フィッシングメール)の内容

メールの基本情報

項目内容
件名楽天銀行】ワンタイム認証用メールアドレスを更新お知らせ
送信者名楽天銀行株式会社
送信元メールアドレス[email]contents_b@www.carenet.com[/email]
Return Path[email]d@awertayulizaf.com[/email]
クリック先URLhttps://f6j.cn/cgB1E

メール本文(引用)

(受付日時:2022/8/21 11:44:54)

楽天銀行では、会員皆さまのワンタイム認証用メールアドレスについて、

なお、、ワンタイム認証用メールアドレスの関係で、長い間更新されていません。

楽天銀行口座を安全にご利用いただくために。

楽天銀行の振込機能が停止しています。

本人認証の手続きが完了してから、振込機能を再開することができます。

更新手続きはこちら

ご不便とご心配をお掛けしますが、何とぞご理解をいただきますようお願い申し上げます。

フィッシングメールは、その名の通り、届いた人の不安を煽って偽サイトへカード情報や個人情報を入力させて悪用する「釣り」行為である。

中には巧妙なものもあるが、大抵は以下のチェックを行うことで結構容易に判断がつく。

  1. 日本語の表現がおかしい
  2. リンクとして表示されているURLとマウスオーバーしたときのリンク先URLが異なる
  3. メールの差出人名と実際のメールアドレスが異なる
  4. メールの差出人メールアドレスが、その企業のドメインと異なる
  5. メールヘッダーに書かれているReturnPath(返信先メールアドレス)が、差出人メールアドレスと異なる

特にスマートフォンではマウスオーバーしてリンク先確認というのがしにくいので、安易にタップせず、いつもの方法でアプリなどを起動して、本当にそんなことが起こっているのかを確認するといいだろう。

また、最近のメールでは、それらしい署名(会社情報)が最後に記載されているので、本物か?と見間違えそうなので、気を付けてほしい。

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