「Amazonアカウントは停止されました、情報を更新してください」という迷惑メール

公開日:2022(令和4)年9月8日/最終更新日:

「Amazonアカウントは停止されました、情報を更新してください」という迷惑メール



迷惑メール(フィッシングメール)の内容

ページ中ほどに引用掲載しているメール本文には

  • パスワードは誰にも教えないでください
  • 個人情報とは関係なく、推測されにくいパスワードを作成してください。
  • アカウントごとに異なるパスワードを使用してください。

などと書かれているが、どの口が言うのか?と言いたくなる迷惑メール。

もちろん他のメールと同様、クリックした先はおおよそAmazonとは関係ないので絶対にクリックしないでほしい。

メールの基本情報

項目内容
件名Amazonアカウントは停止されました、情報を更新してください
送信者名Amazon
送信元メールアドレス[email]no-reply@amazon.co.jp[/email]
Return Path[email][/email]
クリック先URLhttps://aid-amaz0on.xyz/(「所有権の証明」というボタン)

メール本文(引用)

いくつかのメールを送信しました,確認が取れていません。アカウントの一部の機能が制限されています。Amazonアカウントを引き続き使用する必要がある場合は、時間内に情報を更新してください。

通常の使用に影響を与えないために。Amazon 管理コンソールにログインし、所定の手順でお手続きください。

状態: は更新待ちです

「所有権の証明」というボタン

• パスワードは誰にも教えないでください

• 個人情報とは関係なく、推測されにくいパスワードを作成してください。

• アカウントごとに異なるパスワードを使用してください。

〖メールコード:Mxxxxxxxxx〗

今後ともよろしくお願い申し上げます。

フィッシング(迷惑)メールを見分けるポイント

フィッシングメールは、その名の通り、届いた人の不安を煽って偽サイトへカード情報や個人情報を入力させて悪用する「釣り」行為である。

中には巧妙なものもあるが、大抵は以下のチェックを行うことで結構容易に判断がつく。

  1. 日本語の表現がおかしい
  2. リンクとして表示されているURLとマウスオーバーしたときのリンク先URLが異なる
  3. メールの差出人名と実際のメールアドレスが異なる
  4. メールの差出人メールアドレスが、その企業のドメインと異なる
  5. メールヘッダーに書かれているReturnPath(返信先メールアドレス)が、差出人メールアドレスと異なる

特にスマートフォンではマウスオーバーしてリンク先確認というのがしにくいので、安易にタップせず、いつもの方法でアプリなどを起動して、本当にそんなことが起こっているのかを確認するといいだろう。

皆さんの普段の「よく分からないメール」「怖いメール」に、どう対応・対策すればいいか、全てお知らせします。著:大角 祐介
¥2,420 (2024/09/25 14:56時点 | Amazon調べ)
本書の目的は、技術的で難しい表現は極力さけ、皆さんのちょっとした心がけでリスクを下げられることを理解してもらうためですので、気軽な気持ちで是非読んでみてください。著:磯島 裕樹
¥535 (2024/09/27 06:17時点 | Amazon調べ)


「税務署からの【未払い税金のお知らせ】」という件名の迷惑メール
「税務署からの【未払い税金のお知らせ】」という件名の迷惑メール