保護する以前からずっと食欲に波があって、保護した後に「歯が悪いのね」と気づいた保護猫の「愛想なし」、いや、「どろみち」、いや、「ココ」。
私は直接目撃してないけど、今朝、ごはんを食べた後でコロッと口から落ちたそうな。
通称どろ臭の口臭も強かったし、よだれはよく出してたし、この歯にカリカリが引っかかるみたいで本当にずっと食べにくそうにしてて、週に一度は何となく食欲が落ちてを繰り返していたのだが、ようやく抜けてくれた(と私は考えている)。
写真が暗いせいもあるけど、実物を見ても歯は相当黒ずんでおり、歯垢の塊なのか歯石なのか、茶色いものもべったりこびりついてるし、どろ臭がするのでまちがいなくココのものに違いない。
あくびをするときに見たら、いつもよだれが垂れていた右側の下の歯があるであろう部分がなくなっているように見えたので、恐らくその部分の歯で間違いないだろう。
恐らくココは、昔からお世話をしていた人からいただいた写真(上の画像)などから10歳よりも下だけど限りなく近い年齢と想像され、ずっと外にいたものと思われ、我が家に来るまでの間は外でいろいろな人からいろいろなものをもらい、そして食欲がなくなるとウェットやちゅーるなどおおよそ歯に長時間貼りつくであろうものをもらったりしていたと推察されるので、遅かれ早かれ歯に異常は出てくるとは思っていた。
「ココ」の前、さらに「トラ」の前に保護した茶くんも同様に歯が悪く、最後まで抜けないまま、痛いのか、気持ち悪いのか、はたまた患っていた猫エイズの発症なのか?はたまた腎不全のせいなのか?最終的には何も食べられなくなって衰弱してしまったので、それを思えば抜けてくれてありがとうと言いたい気持ち。
今日歯が抜けた後、痛がったりするのかとも思ったが、そんな心配はよそに、今まで気持ち悪くて食べられなかった分を取り戻すかの如く、食欲旺盛。これでしばらく心配することはなさそうな気配。
ココとは、モモのようにひょいひょい抱けるような友好関係ではないので、もちろん獣医さんへ行って抜歯してもらうこともできないし、歯磨きをしてあげることもできないので、このまま様子を見て、ココに任せて過ごしていこうと思う。