Ordinary Life

保護猫【モモ】【ココ】とのいつもの暮らし(旧「がんばれ!わが町名古屋の地域猫&我が家の家ネコ日記」)

水没した中古車がたくさん出回るのかも..

今年の夏は各地で集中豪雨による大規模な冠水被害が出ているのはご存じだろう。

そしてニュースを見ていると、たくさんの車が水没して動かなくなっているというのもご存じだろう。

これらの車はいったいどうなるのか?

当然完全に動かない車はそのまま廃車され、スクラップになって、素材として使えるものはリサイクルやリビルト部品として使われるのだろうということは想像がつく。

問題は冠水したけど乾いたらかろうじて動く状態の車。

電気を使うもの全般に言えることだけど、水没した場合、無理に稼働させずに完全乾燥するまで放置すれば、結構高い確率で再度使えるようになる。

逆に「動くかしら」と表面だけを拭いて、慌てて電源を入れると各所でショートなどが起き、起動しなくなる。

防水でない携帯電話をトイレに落としたり、リモコンに飲み物が大量にこぼれたりした後で、乾燥させたらいつも通りに動いたなんて経験が一度はあるのでは?

豪雨による冠水に関しては、清水ではなく、泥などを大量に含んだ水が流れ込んでいるので、それほど復活する確率は高くはないとは思うが、車のフロア上位まで浸かった位であれば、乾燥と洗浄をすれば動くものも結構あるだろう。

そうして出てくる大量の動くけど売るのはちょっとという車たち。

今のところ、日本は自動車の一時消費国なので、海外に輸出して売ればこうした車も宝物、大半の車はそうなるだろう。また、被害に遭っていない部分を交換用のリビルト部品として利用するケースもあるだろう。

ただ、日本では、中古車を販売する際に「これは水没を経験した車です」というのを明示する、もしくは告知するという決まりは存在しておらず、業界の中で後から問題にならないよう告知するようにしようという方針のみ。

ということは...ひょっとすると水没した車が徹底的にクリーニングされ、しれっと店頭に並ぶなんてこともあるのかも知れない。

水没した車のトラブルで一番多いのが、電気系統。すべてのコネクタやカプラーを外してまでクリーニングしていたらコストがかかって売り物にならないので、外から見て大丈夫と見える程度に清掃されていることがほとんどだろうから、買ってしばらくは問題なく動いても、例えば同じように大雨が降って汚水が侵入したなど何かの拍子で動かなくなることもあるだろう。

でもそれは購入後に起こったことだから、保証が切れていれば、いつその不具合が起こったかは分からないのだから当然自費での修理となる。

また、足回りなどの部品がこすれ合う部分についても、泥などが完全に除去されていない状態で動き続ければ軋みが発生したり、腐食してしまったりすることもあり、これもまた購入後に発生したとみなされるから自費での修理となる。

もう一度言う、日本の中古車販売店には、「これは水没者です」と明示または告知する義務はない。トラブルがあったとしても、購入者は恐らく中古で買ったもので購入時の現状渡し、はずれをつかんでしまったとして諦める、もしくは、その店への信用を失って他の販売店で買うという行動をするだろう。

SNS全盛の時代だから、そうしたトラブルが発生したら公表しちゃえ!という人もいるのだろうが、その車がいつ、どこで水没したのかを特定できなければ威力業務妨害で逆に訴えられることもあるだろうし、告知義務がないということは、何より中古車販売店がその車を仕入れる段階で水没車であることは知らない可能性があるし、そうした車を悪意をもって流通させようとする輩はきっと複数の転売を繰り返して元にたどり着きにくくするだろうから、立証するのは多分困難だろうし、立証したところで賠償として別の同程度の車が手に入る位のことだろうから、そこまでする人もいないだろう。

水没した中古車の見分け方についてちょっと検索したら、みんなコピペじゃないの?位判を押したように以下のようなことが書かれている。

  • 車を開けた瞬間にカビなどの臭いがないか
  • シートベルトをいっぱいまで伸ばして、根本の方に不自然な色の変化などがないか
  • フロアマットに不自然なシミや水の跡がないか
  • シガーソケットを抜いてみて奥にあるはずのない泥などの跡がないか
  • シートのレールに不自然なさびや汚れがないか

つまり、外をいくら見ても無駄だろうということである。

私自身、これまですべて中古車を乗り継いできたが、年式と走行距離、修復歴などを見て現車をそれなりに見るだけで、まさか水没した車が出回っているかもしれないということは想像だにしてこなかった。

今乗ってる車も購入してから数年になるが、最近車の掃除をしていて「あれ?シートのレールってこんなにサビるもの?」と気づいた位。ひょっとすると知らずに既に何年も水没車に乗っていたのかもしれない..(ちなみに車内に大量の水が入ったりしたことは購入後一切ない)。

また、エンジンルーム内の塗装が剥げて何となくサビているのも、まあ水がかかる場所だから仕方ないよね程度に思っていたが、そうではなかったとしたら...。

ちょっと怖くなってきたけど、まあ今のところ正常に動いているのでいいか。

今度また乗り換えるとしても中古車を選ぶと思うが、年式・走行距離の割に何だか安い物件は避け、現車を見る際には前述した事柄を調べるのと同時に、一言「この車水没とかしてないよね?」と聞くようにする。また、新車時に貼られてそのままになっていることも多い新車販売店のステッカー(例えば〇〇トヨタとか日産〇〇など)を見て判断材料にもしてみようと思う。

また、現在中古車を探していて気になる車がある人は、被害に遭った地域での車の需要が高まることは間違いないので、価格が上がったり、いつの間にかオークションに出されてそれらの地域に売られてしまう可能性もあるので注意したい。

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