そりゃお金は欲しいけどさ..

公開日:2025(令和7)年7月19日/最終更新日:

カート

とってもとっても小さな話。

今私が従事しているのは、時間給労働。

外を回るから正確な勤務時間が算出できないから〇時から〇時まででいくらという計算方法になってる(多分同じような仕事してる人なら分かると思う)。

もちろんその日の仕事量によって、途中ですんごい休憩..というか空白の時間が発生することがあったり、逆にとんでもなく詰め詰めの日もある。

ただ、以前従事してた同業他社と比べると、本当に仕事量的には雲泥の差、余裕しかないといってもいい位。

あまり早く回りすぎるといつもとの時間差が大きくなるからと調整調整..むしろそっちの方が大変な位。

だから、他のスタッフとブッキングしない日で、調整してもどうしても早く回れてしまう時は、客先で「今日は特別早めにお邪魔しました」とお断りしつつ回り、早めに仕事を終え、その分は時間単価から引いてもらうようにしている。

「何で?途中でサボりつくして目いっぱいの時間を使って満額の給与もらえばいいじゃん」と思う人もいるだろう。

でも私は嫌。なぜかと言えば、若い頃から長く逆の立場にいたから。

そりゃ時間単価なんだからどんな手を使ってでも時間を稼いで?給料は欲しいよ、それは私も一緒。

〇時から〇時の契約に対して時給を掛け合わせて一日の給与が決まってるんだから、その時間内に終われば払う側(雇う側)も何も言えないだろうし、そうしても全く問題はない。

が、自分が逆の立場だったら..仕事量(=売上)が少ないのだから、経費の中の多くを占める人件費はたとえ1円でも削減したいと思うだろう。でも取り決めたことだから仕事量が少ないんだから今日は〇時で打ち切りねとは言えないところがあるのだろう。

だから私はあえてこちらから「作業終わりました。特に何もお手伝いすることがなければ、今日は〇時で切ってもらっていいですよ」と提案して、早期退社するようにしている。

いやいや、たとえ何円でもそりゃ給料欲しいよ、時間使って通勤してるんだし..。

でもそのウン円×人数分が大きくのしかかって今従事しているところが存続できなくなったらと考えたら、答えは私と同じになるんじゃないかな。

とはいえ考え方は人それぞれだから、他のスタッフとブッキングしない日に限ってそのように提案しているし、これからもそうするつもり。

ただこれは私と雇い主の話であって、雇い主が他のスタッフに話を持ち掛けるようになったら、それは筋が違うと話すつもり。その時間までに行う仕事を用意していない側にも責任があるのだからね。

予約した部屋のイメージがまるで違うということなんて昔からあるのにね
予約した部屋のイメージがまるで違うということなんて昔からあるのにね