下リンクのニュースによると、北海道のとある一軒家で、なんと238匹もの猫が保護されたそうです。2階建ての家にはたくさんの猫、そして2階には猫のものと思われる骨も多数あったとか・・・。
札幌市の一軒家で猫238匹を保護 2階の床には大量の骨が散らばる
記事の写真を見る限りでは似た猫がいっぱい。恐らく何も対策なしで飼育している間にどんどん累代繁殖してしまったのでしょう。
我が家も2016年6月に、近所の地域猫たちがいる場所で合計3匹の猫を保護しました。そこの猫たちは既に避妊去勢の手術済みだったので、どこかの誰かが置いていったのは明らか。置いて行く奴が悪いには違いないのですが、「このままでは生きていけない」と保護し、モモのみを残して里親さんのところへ行きました。
本当は全員里親募集を一旦したものの、モモだけは何となく乗り気がしなくて(多分保護した時に「この仔とはずっと一緒にいよう!と決心してたのでしょう」)、すっかり今では我が家の主人?になっています。
あとの2匹(一応仮の名前は「マロン(左)」と「ミク(右)」)と名付け、約1か月後に無事里親さんの元へ行きました。
今ではインターネットが普及してて、有名どころでは「ペットのおうち」や「ネコジルシ」などといった里親募集サイトもありますし、SNSなどでも里親さんを募ることができるので保護した猫ちゃんたちも無事に里親さんと暮らせるようにはなってきてますが、それでも「マロン」と「ミク」を実際に里親さんのおうちへ届けたときのあの寂しいというかむなしいというか・・・という気持ちは今でも鮮明に残ってて、2度とあの気持ちは味わいたくないと思っています。
ニュースで見ただけですから、その家に住んでた方のいきさつは分かりませんので、最初保護したのか?舞い込んできたのか?はたまた購入したのか?は不明ですが、少なくとも「かわいそう」や「かわいい」という思いで飼育を始めたのだと思います。
でも自身で生涯飼育しきれるか?についてはきちんと考えるべきだったのではないかと思います。結局はこうなって不幸な仔を増やしてしまうのですから・・・。
動物を飼育する上での覚悟や心構えは、最近テレビでよく流れてるACジャパンのCM【にゃんぱく宣言】。これにすべて集約されていると思うので、保護する、飼育する前にぜひ観ていただきたいです。
今回の件と全く関係ないですけど、広告や映像を勝手に?Youtubeなどへアップするってどうなんでしょうね??今回は広告なので広告主も見て見ぬふりなのでしょうか?ひと昔前は店内の写真撮影は頑なに禁止されていて、撮影した人を事務所へ・・なんて時代もあったのですが、今は「いい宣伝になる」と半ば推奨されるようになりました。こうした動画もそのうちモラルが変わってOKになっていくんでしょうかね?