昨年の今頃
病魔と闘っていた茶くん
AIDSキャリアの上、口内炎が悪化
食べる事がままならず、だんだんと痩せていった茶くん。
元は、虹の橋を渡る5年前に慢性腎不全が発覚
病気は徐々に茶くんの体を蝕み、良くなったり、また悪くなったりの繰り返し
腎不全は直る事のない病気、進行を遅くするだけしか出来ない。
病気療養中の茶くん
しかし、こんな記事を発見!!
どんどん医学が進み腎不全も完治することが間近かも・・・・・・。
AIMについてのニュース 2021年7月11追記
2021年7月11日、時事コムに「AIM」に関する記事が掲載された。
記事リンク:「ネコの宿命」腎臓病の治療法を開発 寿命が2倍、最長30年にも 東大大学院・宮崎徹教授インタビュー
記事によると、東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センターの宮崎徹教授により、猫がなぜ腎臓病になってしまうのか?ということについての原因解明と治療法が開発されたそう。
また、「AIM」というのは
人間の体には、体内に侵入した細菌や異物を食べて病気にならないように守る免疫細胞「マクロファージ」が備わっています。「マクロファージを死ににくくする・元気にする」という意味の英語の頭文字を取りました。
という役割を持つたんぱく質で、猫にはもともとこれがないらしく、毒素を直接分解する腎臓に常に負担がかかり続け、限界が来ると腎臓病に発展してしまうということらしい。
つまりは猫に猫の体の中で働く「AIM」を入れてやることで、腎臓だけで毒素分解していた部分が補われ、腎臓が痛むスピードを遅くして長寿命になるという理屈だそうだ。
順調に治験が進んでいたそうだが、コロナ禍で資金難となり、頓挫している模様。
慢性腎不全&&で苦しんだ末に命を落とした茶くんのような仔が、一般的な治療を受けて回復する、または、健康なうちから予防として使うことで腎臓のダメージを減らすという状況になるまでは、費用面も含めまだまだ先の未来になるかもしれないが、それでも今まで半ば仕方ないとあきらめるしかなかった猫の腎臓疾患が克服できる可能性が増える時が来るのは喜ばしいことだし、ぜひ実現してほしいと願っている。