10/23 撮影
10月20日からいよいよブドウ糖入りの水だけしか口にしない。
補液はこの日から毎日行う。
量も250mlと多めにする、が入りが悪い・・・・。
脱水もかなり進んでいるようだ、翌日にはまた元の重度の脱水状態に戻っている。
この頃から、嫌がっていた補液も慣れたのか、反抗する力もなくなっているのか、始めると香箱座りでするようになった。
日に日に衰弱していくのが解るが、どうすることも出来ない。
もうこのままと思っていたが、色々調べて『 ササヘルス 』というのが口内炎によく効くと知り、後悔するよりはと思い、通販で購入。
自分から飲んでくれないので、シリンジで強制。
これで最後と思い、嫌がるのをまさに強制、頑なに口を閉ざす。
2日ぐらい日に2回続けるも効果なし、効果があれば続けるのだがそれもなし。
効果かどうか解りませんが、ササヘルスを使用した後。
かつをのタタキを2口食べました。
が、それっきり・・・・・・。
それが、最後のご飯になりました・・・・・・。
もう強制は止めにすることに。
そして、補液も同時に止める。
葛藤に葛藤を重ねての決断だ!!
それが何を意味するのか・・・・・・・・。
*10/27 今日まで1週間、水と補液だけの生活
*10/28 今日からはさせたいように、見守るだけに
夜、水を飲むのもやっとだ、時間をかけてやっと2口3口を飲む、飲んだ後の器は膿の塊が細かく沈んでいる。
口臭も酷い。
トイレもフラフラでよたつきながらも歩いて行く。
すぐそばに居るわたしと目が合う、『 おいで 』というと布団の中に自ら入って来る。
こんなことは今まで一度もない、朝まで一緒に寝る。
朝起きると、布団に口からの出血の後、口の中は最悪だ。
*10/30 自分で起き上がることが出来なくなる
起き上がろうとするので、トイレに抱いて連れて行く。
それ以外はわたしと布団で寝ているだけ。
鼻からも、口からの膿が出て穴を塞いでいる、可哀想でたまらない・・・・・。
顔を上げることもない、瞬きもせずにずっとわたしを見ている。
何か言いたげだ・・・・・・・。
*10/31 お兄さんに深夜23:00危篤を告げる
この日わたしは夕方から仕事だ、帰りは深夜1:00の予定で仕事に向かう。
しかし、嫌な予感がするし、早めに帰宅。
帰ると、昨日よりはいい感じがする、顔も上げて辺りを見回したり、わたしの事を見たりする。
目からは涙が出ている、白く濁っている・・・・・・。
そして、お兄さんに危篤の連絡。
『 11/01午前中に行きます 』との連絡を貰う。
が・・・・・・・・。
しかし、
*11/01 深夜2:30 永眠
最後は眠るように、すーっと息を引き取りました。
苦しむこともなく、安らかな顔でした、それだけが救いです・・・・・・・・。
*11/02これが最後のお別れ、見送り。
午前お兄さんから頂いた、花を棺の箱にいっぱい敷き詰め、食べれなかったご飯を入れて、霊園で本当のお別れ。
火葬・・・・・・・・。
茶くん 『 ありがとう、そしてさようなら、またいつか・・・・ 』