祝!プチ社会復帰一年

公開日:2025(令和7)年7月31日/最終更新日:

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昨年の今日、長らくうつ病に苦しみ、また社会に出たら再発してあの日のようになってしまうのではとミノムシ状態だった生活から脱却し、働きに出るようになってから、一年が過ぎた。

とはいえ、週に数日だし、一日あたりは短時間の仕事なので、完全に社会復帰というわけではなく、プチ社会復帰。

もちろん、仕事先にはそんなこと話してないので、仕事内容よりもそちらで不安になっていることは全く伝わってはいないが、この仕事に就いてから「あれ?なんだかおかしい..」と感じることはほぼなかったと思う。

以前にも同業他社で働いていて、そこは何というか..人の入れ替わりが激しかったので、スタッフを育てるという意志も感じられず、何だかやる気が続く人だけが都合よく使われている感じの度が過ぎてきたので、このままそこの考え方に慣れてしまうと、心の問題がまた再発するのではという恐怖だけでなく、自身の人間性もダメになるかもしれないと退社。

今思えばその職場を退職した人を何人も見てきたが、送別会が開かれたのは私だけだったから、まあまあその会社では便利に使われていたということには間違いないだろうが、裏を返せばそれを理由に会社側の数人が酒を飲みたかっただけなのかもしれない。

そこは現在でもその業界で発展を続けているようだが、多分体制は変わってないだろう。

でも、今働かせてもらっているところは全く逆。そもそも少人数なので一人の存在意義が高いのは間違いないのだが、仕事に対して代表・スタッフがきちんと意思疎通をして、いろいろと話し合ってやっていこうという感じが私にはたまらなくうれしく、ここで働かせてもらってよかったと本当に感謝している。

ただ残念ながらここだけでは暮らしていけるような収入は得られないので、ゆくゆくはどこかで完全に社会復帰を目指すか、他のところとのダブル・トリプルワークをしていくことが必要なのだが、もう既にその仕事においては主戦力になってしまっているようなので、今のところ前者の方向は考えていない。

この先そこでどの位務めさせてもらえるかは分からないし、健康面で何か問題が発生するかもしれないし、先の見通しは分からないけど、とにかく今は前を向いて進んで行こうと思う。

同時に、そんな形での社会復帰を支え、暖かく見守ってくれている家族に感謝!!


話は変わるけど、社会はそんな風に段階を追っての社会復帰は許してくれないらしい。

というのも、私は無職であったこの数年、国民年金は全額免除を受けていた。もちろんその期間は支払うことを免除される代わりに、その期間における将来の年金額が半分になることも承知の上だった。

それが先日突然、免除の却下を通知するハガキと共に金融機関やコンビニで払うための払い込み票がたっぷり入った封書が届いた。

毎月の支払額は、現在の収入の半分にもなろうかという金額で、段階的にしか社会復帰できないと思うから徐々に..と考えていたものが、半ば将来いくらもらえるかも分からない国民年金保険料を払うために働いているのかととてもむなしくなった。

もちろん普通に社会生活をしている人からしたら「全員払っているのだから当たり前でしょ」と思われるのは重々分かっている。でも、一度心を患って社会から零れ落ちた人間からしてみたらあまりにもショックが大きい。

まあそんなこと言ってても仕方ないので、毎月の給料の中からきちんと納めていく(もう既に初月の分は支払い済み)つもりだし、逆に考えれば働く意味・意義にもなるわけだからきちんとしていこうと思う。

そんなこんなで早いものでもう一年..本当に早かった(笑)。

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取材クルーが運べばいいのに