2026年いろいろな場所で発生した大規模な大雨による冠水被害。今年は特に多発した印象がある。
発生する度にニュースやSNSなどで映像を見ると、まるで地域全体が冠水しているかのように錯覚してしまうが、後から回っていろいろな人に話を聞くと、そうではなく、例えばある家では床下まで水が来たと言うが2~3軒先の家では全く被害がなかったということがある。
ここ名古屋で9月8日に発生したケースも同じ。
「水は正直なので低いところに集まる」とどこかの放送局の誰かが言っていたが、まさにそういうことなのだろう。
一旦冠水が始まってしまうと、その場にいたら目で見て判断することもできるだろうし、できるだけその場での垂直避難をすることが望ましいとは思うが、ここから先は?この場所は?この場所まで行くにはどのルートが安全なの?など予め知っておくことが大事だろう。
そこで活躍するのが国土地理院のGSI Mapsというサイト。自由にズームして、画面の中心点に調べたい土地を移動させると下図のように画面左下へその土地の標高が表示されるというもの。

話を聞いたお宅の状況を聞いてからこのサイトで状況を調べてみたら、少なくとも私が聞いた場所では、「私の家は大丈夫だったけど、玄関から左を見たところの道路が..」とか、「私の家は床下浸水したけど向かいの家は何もなかった..」などその情報通りの結果を見ることができた。
この地図はその場所を中心にしないと標高を調べることができず、色などでは表示されないため、パッと見て状況を判断するということには使えないが、例えば引っ越しをする予定がある場合の部屋探しや、一軒家を購入する予定の土地が周囲と比べてどうかなどを知ることはできると思う。
余談として、過去にとある集合住宅へ引っ越した時の話。不動産屋に紹介された新築アパートだった。一緒に見に行ってみると道路沿いの自室候補の前に少し傾斜のある駐車場があり、階段を数段上がったところに居室があるスタイル。新築だし、道路から駐車場越しに見る建物がとてもきれいに見えて即決したのだが、そこに住んでしばらくして発生したゲリラ豪雨の時に、町内会長さんが「〇〇(公共施設)に車は移動してくだーーい」と叫んでて、言われるままに移動した直後に膝上位まで浸水、事なきを得た経験がある。改めて周囲の一軒家などを見ると、擁壁の上に建っていたり、盛り土をして数段階段がある家ばかりだったりと、そもそもこの土地はそういう場所だったんだと思い知ったことがあった。
その土地がどうなのかを知る手段として、自治体で公開されている防災ハザードマップを使う手もあるが、ハザードマップはあくまでも被害がひどくなりそうな範囲を示すもので、冠水のようにピンポイントで知りたい場合には向かないから、この地図を使って、例えば自分の家から勤務先やよく出かける先までの安全なルートを確認しておくなどしておけば、突然の集中豪雨が来てもより安全に移動できるのではないかと思う。
また、2026年9月8日昼頃から名古屋で発生した集中豪雨は、2000年9月11日 から12日にかけて発生したいわゆる東海豪雨と比較して、日本の西側に台風があり、秋雨前線が本州上を横切っているところが共通しており、NHKで夕方に放送されている番組の気象予報士の方が「この状態になったら危険と覚えておきましょう」と言っていたので、以下に画像として残しておく。








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