熱帯魚の飼育水の温度は高めがいいか低めがいいか?

公開日:2015年4月6日 上手に飼育する




 熱帯魚の一般的な飼育水温は25度前後。どこのショップで聞いても本を読んでもそうなってますね。魚種によって差はありますが、だいたいこの温度がちょうどいいということなんですね。

でも、ちょっと飼育経験のある人なら、28度~30度位の高めの温度で飼育すると成長が早いということご存じではないでしょうか?

確かに成長も早いし、繁殖もぐっと楽になる(確率が上がる)のでだんだん温度を上げ目に飼育してしまいがちですが、思わぬ弊害もあります。今回は高水温で飼育するデメリットについて書きたいと思います。

急成長による体形の異常

 特に大型魚に言えるのですが、急成長させた個体は体の大きさに比べて目が小さかったり、ヒレが異常に伸びたり全体に細身な体になったりします。

また、熱帯魚全般としては、背骨の成長が体の成長に対して追いつかず、背曲がりになってしまったりすることがあります。

水の腐敗が速くなる

当然ながら、水温が高い=中に入っている有機物が腐敗する速度が速いということになります。エサの残りなどが腐敗しやすくなるのでエサやりのときに注意しないとカビが魚の体表やエラに取りつくことがまれにあります。

病気の治りが悪くなる

通常細菌性の病気にかかると、細菌が活動しにくい温度にした上で投薬や塩などによる治療を加えるのが一般的ですが、高い水温で飼育している環境で病原性の細菌による感染症になると、飼育魚が耐えられない温度まで水温を上げないと細菌が弱らないということになり、飼育魚の耐性が上か細菌が弱るのが先かという事態になることもあります。

上記のようにいろいろな弊害がありますので、長く上手に飼育するためには低水温(23~24度)での飼育をお勧めします。

とはいえ、日本の気候では夏場低水温でキープすることは難しいので、夏場は外から病原性のあるものが入らないように、なるべく新しい魚や水草、砂利などを入れないようにして環境を変えないするといいと思います。

夏場は水に触れると気持ちいいシーズンですが、夏の間は人と同じように魚も体調を崩しやすいですし、水草も高水温では溶けてしまったりしますので、春先に形を完成して夏場涼しく眺める、秋口になったら再開しましょう。

※このサイトで使用している水槽・観賞魚の画像の一部は魅力的なフリー画像Pixabayで配布されている無料の画像を使用させていただいております

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