いよいよその時が来たかという感じです。
参考:埋め込みに賛否 ペットにマイクロチップを義務化へ|テレ朝NEWS
そもそもマイクロチップに関しては、動物の愛護及び管理に関する法律の第十四条(マイクロチップの装着等)
国は、販売の用に供せられる犬、猫等にマイクロチップを装着させるために必要な規制の在り方について、この法律の施行後五年を目途として、前項の規定により講じた施策の効果、マイクロチップの装着率の状況等を勘案し、その装着を義務付けることに向けて検討を加え、その結果に基づき、必要な措置を講ずるものとする。
に書かれている通り経過措置が取られ、マイクロチップ装着等義務化に関する検討についての流れ通り、2022年6月より義務化されるもので、今更賛否もないのに..というものだと思います。
この法律によれば、販売を通じて飼育される犬・猫については装着義務となり、個人間の譲渡や既に飼育している犬猫については装着の努力義務となります。
このブログを読んでいただいている方はご存じかと思いますが、我が家には6年前に保護した【モモ】と、2年前に保護した【ココ】がおり、その仔たちも努力義務が課せられることにはなるのですが、外に出ることが皆無なので、装着は考えていません。
さて、私が言いたいのはそのことではなく、素朴な疑問。
義務化するのはいいけど、誰が、いつ、どうチェックするのかということです。
今の法律でも、流通(言い方悪くてスミマセン)の段階ごとに、「いつ」「誰に(誰から)」「どの動物を」譲り渡した(譲り受けた)のかという帳簿を付けることが義務となっていますが、そのチェックは保健所(正確には家畜保健所)できちんと行われているのか?...多分答えは「No」でしょうし、何かの問題が起こった際にそれらがなかったことが判明して責めを負うというのが関の山でしょう。
そんな中、このマイクロチップは本当に誰がいつどうチェックするんでしょうかね??
大儀としては、「みだりに乱繁殖や乱売をしないようにする」ことと、「災害時に迷子になった動物を飼育していた人へ確実に返す」ためのものなのでしょうけど、個人的には、いい加減に制約をしようとするよりも、いっそのこと外国のように販売は一切禁止にしてしまえばいいのにと思います。