韓国ドラマ【王になった男】で時折流れているあの曲は?

公開日:2021(令和3)年11月3日/最終更新日:

韓国ドラマ【王になった男】で時折流れているあの曲は?



今まで韓流時代劇(歴史ドラマ)と言えば、「宮廷女官チャングムの誓い」「トンイ」「イ・サン」と言ったイビョンフン監督のドラマが王道で一番面白い!と思っていたのですが、このドラマに出会ってこれこそ一番面白い!と個人的に衝撃を受けたのが、この【王になった男】というドラマです。

【王になった男】は、歴史に基づいたフィクションというものではなく、完全に「それはないでしょ!」という切り口のドラマで、日本で昔、天海祐希さんが演じた「女信長」と似た、「こういう風だったら...」というタラレバドラマでしょう(これ以上書くとあらすじになってしまうので割愛)。

そして【王になった男】では、時折この曲が流れます。

...いい曲だなぁと思いつつ、どこかで聞いたことのある曲だなぁとも感じるこの曲、実は原曲はシューベルトのセレナードという曲なんだそうです(Yahoo!知恵袋より)。

下の動画がシューベルトのセレナードです。聞き比べてみると、確かに絶対この曲ですネ。

ここからはネタばらし的な内容と、私個人の感想などが入っているので、ドラマをまだ見てない方は観ない方がいいかも知れませんので、そっと閉じていただいて結構です(笑)。

【王になった男】は、数々の陰謀により気がアレになってしまった光海君に変わって、瓜二つの道化師が身代わりで王になるというお話。

最初は身代わりだったのにいつの間にか...というのが、こういう系の韓国ドラマでは珍しく?短編で描かれていて、時間の流れ、ドラマの流れ、心の流れがスピーディなので、韓流時代劇を何十話も観られない..という方でも楽しめると思います。

...しかし、「ホ・ジュン」「華政」など、日本で放送される韓国の歴史ドラマはこの時代のものが他にもあるので、いろいろ観てみるのも面白いです。ちなみにこの時代は日本では「戦国時代」、まさに日本も韓国も動乱の時代だったんですね。

また、後にも先にも李氏朝鮮時代の歴代王で、王の息子である「君(グン)」の称号のまま歴史に残った王は、宮廷女官チャングムの誓いの冒頭に出てきた「燕山君(ヨンサングン)」と、この「光海君」のみです(正しく描かれているかは不明ですが、なぜなのかは【ホ・ジュン ~伝説の心医~】を見ると「なるほど」と納得できるかも知れません。

今回の件とは直接関係ありませんが、キャストでびっくりしたのが、王妃様「ユ・ソウン」役の俳優、「イ・セヨン」さんが、なんと宮廷女官チャングムの誓いの「チェ・グミョン(クミョン)」の子供時代を演じてたこと。そういえば面影あるなぁ..と納得しました。


私調べではありますが、このサイト内にある「朝鮮の歴史年表と日本で放送された韓流歴史ドラマ」というページで、年代、王様の名前、どの時代のドラマか(ドラマ名)、その時の日本の時代を一覧にしていますので、興味のある方はどうぞ。


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