初めてWordPress用のプラグインを作った
WordPressっていうホームページ作成・管理ツールに出会って早10年近く、ここ数年では独自テーマが作れるようになり、このサイトもその独自テーマ【ha-Basic】で運営しています。
テーマ作りも最初は見様見真似で骨格のみのものを作り、次にプラグインでやってたことをテーマ内で機能として取り入れられないかと試行錯誤し、簡単に設定を変えられるようにし・・などとしてるうちに恐らく大抵のことはできるようになった。
そんな中ちょっと困ったのが、WordPressの翻訳の仕組み。WordPressの基本言語は英語になっており、日本語にしてちょーだいという翻訳ファイルを適用させると日本語で表示されるようになる(他の言語も一緒)。
WordPressの翻訳は公式サイト上で有志の方がボランティア?で行っており、最近では結構日本語化に携わる人も増えてきて、より一層使いやすくなった、とは思う。
でも・・・その翻訳は、どうやら実際にその機能(プラグインやテーマ)をインストールして、使ってみてというものではなさそうで、あくまでも翻訳可能になっている文章を個々に訳したもの。そもそも英語圏の人だけがそうした機能を作っているわけではないので、元の英語が不思議ちゃんだったら日本語になったとしても不思議ちゃんになってしまう。しかも、それが定期的に勝手に自動で更新されていくようになっている。つまり、半ば知らない間に今まで表示されていた文章や語句とは違う物が表示されてしまっている可能性があるんです。
しかも、更新は「どれを更新します」というものではなく、更新した後で「〇〇の翻訳を更新しました」といきなり出るし、自動で更新されたものはそれすらわからないので、ある程度時間が経ってから「え??」となるケースがほとんどというのが本当に困りものです。
さらに、翻訳ファイルは特定の場所へアップロードしないと適用されない仕組みにも関わらず、その特定の場所は、更新によって無碍に上書きされてしまうので、パソコン内へバックアップを取っておいてなければ元に戻すことすらままならないという始末。本当に困ったもんだと個人的には思います。
そこで一念発起して今回取り組んだのが、
- 自分で作ったり入手したりした翻訳ファイルを別の場所で管理する
- 別の場所で管理している翻訳ファイルを一番優先して適用する
という機能を持つプラグインを作ること。
とはいえ、個々のコード自体はそれなりに解読できるものの、一からプラグインなんて作ったこともないので、「WPT Custom Mo File」「PoMo Uploader」など、既に公式サイトで配布されているプラグインのコード、必死にググって調べた知識などを駆使して、完成させました。
これでどれだけWordPress本体側での更新が走っても、プラグインを更新しても自身で作った翻訳ファイルがなくなってしまうことはない!!目的達成です。
「翻訳ファイルを更新で上書きされない場所へ保存し、優先読み込みさせるプラグイン「HA Force Translate Files」という記事でこのプラグインの概要や使い方を紹介していますので、同じことでお困りの方のお役に立てれば幸いです(WordPress公式サイトへの登録はしていません)。
何せ初めて作ったプラグインなので、管理画面もできる機能も「うーーーん・・・」って感じではあるけど、何事も始めることが大事!!なので、私にとっては大きな一歩でした。
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